物価高が続きますね。
この物価高は、まだまだ続くと予想されます。
物価高の理由は、ロシアのウクライナ侵攻や円安などによる原材料の高騰からのようです。
今後、景気が回復しないとは言い切れませんが、それでも家計を握る女性としては、この情勢を黙って見ているわけにはいきません。
ということで、今回は「収入を増やすこと」や「支出を抑える」とはまた違った、お金の増やし方を紹介します。
方法は簡単で、支払いの際、お得な電子マネーやクレジットカードを活用するということです。
えー、クレカ払いは、怖い〜
たしかに、電子マネー払いは良くても、クレカ払いを躊躇する人は多いですね。
私は、個人事業主になってクラウド型の会計ソフト「マネーフォワードクラウド」を使うようになって、お金の管理ができるようになりました。
金融機関の口座と紐づけられ、電子マネーで支払ったものでも、即時、帳簿に自動で記帳してくれます。取引が多岐に渡り、複数の銀行だった、複数の取引先だったとしても、全体でひとつにまとめて収支計算してくれます。
とっても分かりやすいので、おすすめです。
副業や個人事業主で稼いでからの確定申告も楽です。
自分史上いちばんスムーズに確定申告できた今回の勝因はこれ🦥
— 山越 栞 (@shioriyamakoshi) March 16, 2023
①マネーフォワードMEに出費を自動記録+マネーフォワードクラウドで請求書作成を通年やってた
②マネーフォワードMEとマネーフォワード確定申告をアプリ連携
③スマホでマイナンバーカード読み込んで提出
今回は、自分で管理するとなるとかなり負担を感じるお金の流れを、ほぼ自動で管理してくれる「マネーフォワードクラウド」と併せて、節約術とも言える電子マネーやクレジットカードの活用法を紹介します。
結果的にポイント還元やキャッシュバックなどで手残りも増えますので、ぜひ、参考までにご覧ください。
1. はじめに
毎日の家計管理に追われる主婦の悩み
毎回、家計簿がきちんとつけられる方は、この情報は必要ないかもしれません。私は、簿記の資格は持っていますが、家計簿をつけることは苦手です。
一時期、バッチリ記帳していた時期もありましたが、記帳したところでお金が増えるわけでもなく、ただただ目の前には、赤字スレスレの「我が家の家計の様子」が映し出されていました。
家計簿をつけても、そこからどうしていくのか?を考えていなかったせいもあるかもしれません。
家計簿をつける時間が取れない現実
ギリギリの生活に困っていた時に、すすめられたのが家計簿の記帳です。しかし、家計簿をつけただけでは、収入が増えるわけでも、改善があるわけでもありませんでした。
そうなると、記帳も辛くなってきます。
お金の流れを見て、どう改善していけばいいのか?それを知っていたらまた違った結果があったのかもしれません。
そうこうしているうちに、仕事と子育てと家事とで忙殺され、少しずつつけなくなりました。そうなると数字も合わなくなります。1円でも合わないと信憑性はなくなります。もはや家計簿の意味はなくなっていました。
スマホで簡単に始められるマネーフォワードクラウドとの出会い
家計簿のこととは別に、お金がないので、少しずつ副業として「日雇い派遣」や「せどり」を始めました。
そうなると確定申告をしないといけません(*副業で20万円以上の収入があれば、確定申告がいります)。
その時から、スマホで帳簿ができる「マネーフォワードクラウド」を使うようになっていました。
当時は、個人事業主ではなかったので、家計費と事業費を分けるためにも必要だったのです。
家計の管理なら「マネーフォワードクラウドME」があります。
2. 主婦の味方!電子マネーとマネーフォワードの連携活用法
マネーフォワードクラウドを使って、何が便利か?と言われたら、日々の支払いが現金以外だと、すべて自動でクラウド上に記帳されていくことでした。
例えば、本屋さんの支払いにPayPayを使ったとすると、使った時点で費目とともに金額が記帳がされます。
お店でのお買い物
PayPayや楽天Pay、メルペイでの支払いとポイント還元
マネーフォワードクラウドを使う前までは、現金払いでした。目に見えるお金があるので安心に思えたのです。
でも、今は後悔しています。
もっと早く、電子マネーを導入すれば良かったと思っています。
というのも、電子マネーの方がサービスや特典が多いのです。そのことを知ってはいたものの、それで無駄使いになると思って、ブレーキを掛けていたところがあります。
メルカリでもらえるポイント
この流れが変わったのは、マネーフォワードクラウドを使い始めたからです。
マネーフォワードクラウドを使っても、現金払いだと手入力になります。それが、電子マネーやクレカなら、自動なのです。
お金の流れは一目で分かり、自動入力なのでほぼ間違いはありません。たまに「費目違い」でよその項目に入っていることもありますが、収支計算上は間違っていません。
そのような利点から、徐々に電子マネーやクレカ払いをするようになりました。
レシート管理の自動化
レシート管理も、本当に楽です。手元でスクショして保存も良いし、少し溜めといて(レシート)、後から照合しながら登録でも良いです。我が家に、一人事務員さんがいるようです。
予算の管理と節約のコツ
予算を組むこともできます。予算内なら「青」、予算オーバーなら「赤」と分かりやすいグラフになっています。予算からはずれないよう見張ってくれているようで、とにかく使いやすいです。
まだ個人事業主じゃなかった頃から使い始めました。お金の流れを把握するとたくさんのメリットがあることに気付かされた優秀なツールだと思いました。
マネーフォワードが便利すぎて、つい毎日資産をチェックしてしまうんですが、
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) July 20, 2024
長期インデックス投資では日々の資産変動はノイズなので確認しても無駄ですね。
無駄だとわかっていてもつい見てしまう。。
日常のお出かけでの活用
交通系ICカードの利用履歴の自動取込
現金払いだとどうしても記入漏れが出てしまいますが、電子マネーと同様に、交通系ICも履歴が見れるので、わからないということはほぼないので、かなり重宝しています。
チャージもクレカと連携することで、クレカポイントも貯まるため、年間で考えると数万円はプラスになっています。
コンビニでの支払いの一括管理
今は、Apple Watchと連携できるので、財布を持っていなくても、スマホを取り出さなくても支払いができてしまいます。数年前に比べると、銀行に行く機会も減り、荷物も少なくて身軽になりました。
固定費の管理
固定費の引き落としも、通帳を見なくてマネーフォワードクラウドに記帳されているので確認が取れます。
毎月の支払いを全部覚えているかは微妙で、前月を見て残高を調整するなど、指一本で管理できています。本当に楽です。
ネットショッピングの支出管理
Amazon、楽天市場などの利用履歴の連携
Amazonや楽天市場での買い物も、かんたんにポチッと押してしまうので、後から思い出せない買い物も多いのですが、しっかりマネーフォワードクラウドに記録されているので、無駄使いも減ったように思います。
また、一番便利に思っていることは、買い物にも周期があって、日用品や消耗品など、無くなるタイミングが分かるようになってきました。
しっかり記帳されていると、お金の動きがハッキリと数値化されて、おもしろくなってきます。
クレジットカード利用の可視化
クレカの利用履歴を把握するのって、苦手じゃありませんか?
クレカの買い物は、やや高額な場合が多く、分割払いやボーナス払いなど併用していることもあるため、頭の中がかなりゴチャゴチャしてきます。
ですが、こちらも支払いがマネーフォワードクラウドの帳簿とリンクされているので、何を支払ったのか一目瞭然です。また、メモも添えられるので、詳細を追加することもできます。
苦手なクレカ払いも、マネーフォワードクラウドがほぼ100%すっきりと記帳してくれているので、さらに詳細を知りたい時でも、その時はネットからクレジット会社のアプリを使って、ちゃんと見れる余裕も出てきました。
たくさんのことをすると、もう色んなことで、頭の中がパンクしそうになることをマネーフォワードクラウドは防いでくれているようです。特に、大事なお金の管理をしてくれるので鬼に金棒です。
お得な買い物時期の把握方法
事業費の管理に余裕が出てくると、それぞれのお得なキャンペーンに目が行くようになります。
これまで、メルカリでの買い物は、銀行からチャージしたり、持っているポイントから払っていましたが、メルカードというクレカを使うと、ポイントが返ってきます。わずか数%かもしれませんが、それでも毎回1000ptほどはもらえているので、同じ買い物なのに支払い方法を変えることだけでもらえるなんて、お得だと思いませんか?
3. 家計の見える化でわかったこと
支出の無駄探し
カテゴリー別の支出分析
家計簿や事業費をきちんとつけると、意外なことに、サブスク登録したまんま解約していなかったものや、固定費の見直しなどができます。
我が家の場合、NetflixやAmazonのサブスク、音楽配信のサブスク、野球のファンクラブの会費など、今はもう使っていないものの出費が見つかりました。
他にも携帯の支払いや、光ネットの支払い金額など、現在は安くなっているサービスも多かったので、乗り換えることで、固定費がずいぶんと安くなりました。
予想外の出費の発見方法
ここまでくると、全体的なお金の流れが把握でき、それまで惰性のようにダラダラと支払っていたものを削るきっかけもできました。
我が家の場合は、トレーニングジムです。
費用対効果を考えた時に、メリットが少ないと思うようになりカットしました。
家計費も事業費も、定期的な経費の見直しが必要なことを痛感します。
固定費の見直しポイント
とはいえ、あまり削りすぎても楽しみがなくなります。あまり無理せず、ほんの少し支出を削るだけでも、生活は楽になっていきますので、苦しくない程度に削っていってください。
節約のヒント
光熱費の推移確認
マネーフォワードクラウドを使って我が家のお金の流れが、分かるようになり、光熱費も見直す良いきっかけになりました。
電気代も水道代も、前月比や前年比もあって、異常に増えていないかの発見にもつながります。我が家の水道代が、わずかではありますが、いつもより数千円上がりました。この物価高なので、高くなったかな?と思いましたが、月ごとに上がっていきます。そこでおかしい!と気づき、調べてもらったら、水漏れが見つかりました。
他にも、電気代も、冬場や夏場に使う電化製品も見直しをすることで、安くなりました。灯油代が高くなったので、エアコンをメインにし、灯油の購入を減らすことでトータルの額が安くなりました。
食費の傾向分析
自分一人で家計簿をつけていた時は、思いもしなかった効果が現れました。食費の無駄使いも分かります。食費は健康とも関係しますので、外食を控えたり、安易にインスタント食品を購入したりせず、作れるもので安くなり、体にも良いならという思考に変わりました。
ムダな定期購入の発見
将来の計画
教育費の積立管理
貯金が苦手な私ですが、無理のない金額なら続けることができます。少しずつ積立をし、それが10年も経てば、ある程度まとまった金額になるということが分かると貯金も楽しみになりますよ。
特別費用の準備
生活をしていると、絶対に持っておいた方が良いお金というのがあります。それは分かってはいるもののなかなかに貯められないという人も多いことでしょう。
そうであれば、保険をおすすめします。
お金が必要な時は、生命に関わる時、交通事故にあった時、葬式の時など、ある程度予想がつきます。
生命保険も、共済であれば2,000円ほどでありますし、交通事故も弁護士費用特約を上乗せしたり、葬式代も、葬式に特化した共済があります。
私もなかなか貯金ができなかったので、最悪なことを避けるためにも、数千円で守ってくれる保険や共済に加入することで、乗り切ってきました。教育費も、奨学金があります。子供に借金ということになるかもしれませんけれど、利息はほんのわずかです。お子様の将来の道を狭めるより、せっかくなら活用しても良い一つの選択肢だと思います。
家族旅行の貯金計画
我が家は、旅行が好きですが、いつも節約旅行です。2泊3日でも手作りの弁当を家族分持って出かけます。
ディズニーランドに行った時くらい、豪華に食べたいのですが、支出を最小限に抑えるために事前に少し食べてから入場するなどして、ちょっとした節約で楽しみます。
ディズニーランドへ行くことは、出費ですが、そのお金を使ってでも家族みんなで共有できる思い出になるので、少し無理して行っています。
こちらの資金は、500円玉貯金からです。
4.まとめ
今回の記事、いかがでしたか?
長引く不況と物価高。八方塞がりでどうしようもないと感じる時もありますが、少し視点を変えると突破口があったりします。
まだまだ見直しの余地がある支出があるかもしれません。
月に数千円〜数万円浮くことで、生活が和らぐかもしれません。
ここに書いた記事が、少しでもあなたの生活の役立つのであれば幸いです。