高齢化社会を迎え、空いてる土地や建物も増えていますね。
わが家では、夫が実家の「家」と「土地」を相続したまでは良かったのですが、その後、かなり金銭的な負担を余儀なくされました。
しかし、運命的な出会いから、固定資産税や維持費から解放されました。相続した不動産を賃貸にして収入を得るようになったからです。
もしも、これから不動産を有効活用しようと思った時は、専門家の知恵をもらって、しっかりと計画を立て、予算を細かいところまで想像してみることで、ある程度、収入になるのか?ならないのか?の予想ができます。
その予想は、有識者や専門家の知恵をもらって細かくするほど誤差が少なくなるのです。その分、リスクが減ります。そうなると、気持ちの負担は減りますね。
今回は、この記事を読むことで、相続した不動産を売るか売らないか、もしくは資産運用に充てられるかの判断がつけられないような方のために、有益な情報になっています。迷っている方はぜひご覧ください。
相続人の範囲と、法定相続
2024年、夫の実家の両親が他界し、子どもである夫(一人っ子)がそのすべてを相続しました。
法定相続人と順位
国税庁のHPに掲載された法定相続人と順位です。
第1順位 | 子ども(孫など直系卑属) |
---|---|
第2順位 | 親(祖父母など直系尊属) |
第3順位 | 兄弟姉妹(甥・姪) |
死亡した人の配偶者は常に相続人となり、配偶者以外の人は、次の順序で配偶者と一緒に相続人になります。なお、相続を放棄した人は初めから相続人でなかったものとされます。*また、内縁関係の人は、相続人に含まれません。
いざ、相続してみて
夫は兄弟がいなかったので、いずれ親の財産をすべて受け継ぐことは事前に分かっていました。
それなのに、その前の介護もあってか、なかなかそこまで考えが及ばずにいました。実際いなくなってからバタバタと動き始めた私たちです。
幸か不幸か、一人っ子ゆえに、相続のトラブルはなかったものの、手続きのすべては、私たちがすることになりました。
親がいなくなった後にすることは次から次に山ほどあります。落ち着くまでに半年間は掛かったと思います。それでも早い方だと言われるので、スムーズだったのかもしれません。
2024年に「相続登記」が義務化されました。3年以内に名義変更(相続登記)をしないと、正当な理由がない限り罰則があります。
売却か、土地活用か悩む
家と土地を相続したものの、肝心の現金はほとんどありません。預金は、老後用に残してありましたが、長い老後の生活と介護費用でほぼなくなっていました。
年金で暮らしていた義両親です。
財産を相続したものの、家と土地だけが残され、途方に暮れました。
その時に知り合ったのが、不動産会社の人でした。わが家と古くからつきあいのある塗装会社さんからの紹介でした。
この方が、私たちの相談によく乗ってくれました。
そのことで、受け継いだ不動産の今後の方針が決まりました!
職業柄、いろんなことをご存知で、相続にはトラブルもつきもののようです。相続に関するアドバイザーの資格も持っていたので、本当にいろんなことを教わり、勉強になりました。
義父母の相続の手続きをするつもりが、自分の老後のことや、死んだ後のことまで想像がつくようになり、不動産登記の名義変更後に、併せて自分たちの遺言書も作りました。
私たち夫婦がいなくなった後に、子どもたちの間でトラブルが起きないようにするためです。
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推奨「遺言書の作成」相続争い回避
「うちに限って…」と思っていても、月日が流れ、子どもたちも結婚し、それぞれに家庭ができると段々と話しが変わってきます。
兄弟同士が仲良かったとしても、その周辺にいる親戚などが介入することで揉めていくことも多いようです。
そんなことにならないなら良いのですが、お守りがわりに「遺言書」は作っておくことをおすすめします。
法務局の自筆証書遺言書保管制度
自筆証書遺言書保管制度についてはこちら
遺言書は、自筆でもパソコンのワードなどからでも自分で作れます。
相続登記で頻繁に出入りしている時に見つけたこの「自筆証書遺言書保管制度」は、案外と簡単にできます。そして費用も3,900円という安さも、私たち夫婦を後押ししてくれました。
この「自筆証書遺言書」は、本人が亡くなると、郵便で送られてくるので、相続人が書面を受け取ることができるので「保管」という意味でも非常に役立つ制度だと思いました。
家と土地の資産運用の始まり
相続した不動産に関しては、この時に知り合った不動産の社長さんから、詳しく教わったので迷いがほぼありませんでした。
やはり専門知識を持っている人は、頼りになります。
この方は、将来を見据えて、細かいところまで数値化してくれました。いわゆる投資に対してのリターンまでいくつかのプランを考えてくれて、相続した不動産もどこまで手入れするかで、賃貸料にも影響してきます。
リスクとリターンを一覧にしてもらうことで、私たちの経済力と照らし合わせ、無理のない運用を提案してもらえました。
素人にはわからないこと
不動産の専門家と話しをしていると、これまでの事例もたくさん教えてくれました。素人の私たちには想像もつかないような話しを具体的に教えてもらえたことは、リスク回避にもつながりました。
賃貸契約を結んだ後、どういうことが起きるのか、借りる人物像、立ち退き問題やら修繕費やら、苦情やら…。
普段、普通に生活をしていたなら知らないような話ばかりです。とても参考になりました。
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賃貸で不動産投資をすることに
結果的に、義両親の家も土地も、ある程度投資(リフォーム)をして、賃貸に出すことにしました。
リフォーム代や外構工事代など、数百万円〜数千万円の投資となりましたが、採算を2年後、5年後、10年後と予測を立ててもらったことで、早い段階で回収できそうなことが分かり、安心して投資することができました。
現在は、すべての賃貸が決まり、月に10万円以上の収入になっています。
そこから固定資産税や、今後掛かるであろう費用などを差し引いても、手残りはありますし、この不動産が手元に残ることや、うまくいけば、子どもの代までも残せるかもしれないことを思えば、嬉しいことです。そして、もっとうまくいけば老後のちょっとした収入になりそうなので、それも楽しみです。
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不動産 専門家の助言
今回は良いタイミングで、良い不動産屋さんと出会い、幸運にも夫の実家を不動産活用することで副収入を得ることができるようになりました。
この方との出会いがなければ素人考えで、失敗もあったと思います。
お陰様で今、軌道に乗っているのも、このような専門家の助言があったからです。
私たちも親が亡くなってからバタバタと動くよりももっと早く、実家の不動産をうまく活用できていたら、親を介護していた時も、楽だったかもしれないと思いました。
年老いた義父母には、広過ぎた家と土地でした。不動産の勉強をして、コンパクトにすることで、日々の生活もスッキリしたかもしれません。でももう終わった話しなので、これからが勝負です。
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まとめ
ということで、今回は、不動産投資の話しを紹介しました。
わが家の場合は、義父母の残した財産をきっかけに不動産投資に目覚めました。
今は、土地や家が余っていることも多いようです。
そのため安い不動産を手に入れ、それを賢く運用することで不動産投資している人も増えています。
不動産投資というと大金が動くので、怖いかもしれません。
しかし、ちゃんとした知識を持っているとそこまで傷口は深くはならないどころか、もしかしたら、余裕で月に数万円〜数百万円が入ってくるかもしれません。
それが楽しめそうだと感じるなら、ぜひ、不動産投資を始めてみませんか?
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・実家の空き家、売るか、売るまいか。なんとか収入にならないかな。
・空き家をそのままにしておくと、税金が掛かってくるので負担が重い
・持ってる不動産を、資産運用に使えないかな。