Apple公式ツール「移行アシスタント」で起きたデータ移行後に、時々マウスがフリーズするという現象。この不具合に悩まされていませんか?
同じ状況で悩んでいる人がいたら、この記事を読んで少し安心してほしいです。これは「直せるトラブル」で、しかも解決までの道のりは思ったよりもシンプルです。
今回のような状況で困った時は、データに関するトラブルを専門で扱っているエーワンデータに相談することをおすすめします。素人では見抜けない原因も、最短で見つけてもらえますよ。
内容は…
- WindowsからMacへ「移行アシスタント」を使用。時々、マウスが固まる
- 再起動しても、忘れた頃にまたフリーズが起きる
- 「新品のMacなのに故障では?」…
・「移行アシスタント」を使わずに、安全にデータを移す手順がわかります
・故障ではないと分かり、無駄な修理依頼や長い悩みの時間をなくせます
・Mac本来の快適な動作を取り戻し、安心して作業ができるようになります
これを読むと、マウスが動かなくなる本当の原因(Windowsのセキュリティソフトの影響)がわかります。

ぜひご覧ください。
「移行アシスタント」はとてもスムーズ

「移行アシスタント」は、MacやWindowsの書類、アプリ、設定、ユーザーアカウントなどを新しいMacに「丸ごと」簡単に引っ越し(移行)できるApple公式ツールです。
WindowsからMacへのデータ移行は、「移行アシスタント」を使うことで滑らかにできます。初期設定からデータ移行まで、案内に従うことで自然に進んでいく”ため”、操作で迷う場面はほぼありません。
「移行アシスタント」を使うメリット
“Windowsで使っていたファイル一式をMacでそのまま使える”という仕組みは本当に画期的です。特に写真・文書ファイルなどの大事なデータは問題なく移行できます。Chromeのパスワードは、そのまま使えるので普段の環境がすぐに戻るのが素晴らしいです。
「移行アシスタント」を使うことで、面倒だったパソコンの買い替え時のデータ移行がスムースにできます。
「移行アシスタント」、予想外のトラブル マウスのフリーズ

「移行アシスタント」で順調に進んだ「データ移行」。しかし使っているうちに時々、「ん?」と引っかかる現象が続くようになりました。
マウスがフリーズする!?
具体的には、Macのマウスだけが突然フリーズして動かなくなるという謎の不調です。
最初は原因がわからずに再起動したり、マウスのスイッチを入れたり切ったりしていました。時間が過ぎると改善したりしなかったりで、再現性も手がかりもない…そんな状態でした。
最新型を新品で購入したのにもしや不良品!?という気持ちが頭をかすめたのです。
Appleサポートに相談して原因が判明

マウスが時々フリーズしてしまうことは、小さなトラブルのようですが続くとイライラするようになります。
原因がわからない期間は長かったです。その間、急いでいる時のフリーズはマウスを投げつけたくなる衝動にかられます。
でも少し経つとまたすぐに復旧するので、本格的に修理しようと決心するまでに時間が過ぎてしまいました。
新品購入から1年が経ちApple careのサポート期間が切れる前のタイミングで、やっとAppleサポートに相談しました。
状況を説明し、細かく共有したところ、いくつかの確認を経て原因がはっきりしました。
マウスがフリーズする原因は?
原因は、Windows用のセキュリティソフトのファイルがバックアップに混ざっていたことでした。
Macは、Windows向けの特定ファイルを「異物」と判断し、保護のために動作を抑止していたようです。
つまり“トラブル”というより、Macがちゃんと働いていた結果でした。
Macに、Windows専用のソフトがインストールされているので、Mac側はエラーとして扱うためということです。
MacにWindowsのデータのバックアップを戻す時の注意点

やってしまったことは、Windowsのデータを「移行アシスタント」で丸ごとMacに戻してしまったことです。
「移行アシスタント」のデータ移行は便利ですが、今回のようにWindowsからMacへのデータ移行だと干渉してしまうファイルも、そのまま移行してしまいます。それがエラーの原因です。
WindowsとMacの両方に使えるプログラムやシステムなら問題ありませんが、互換性のないWindows専用のものをMacに移すとエラーは起きるのです。
今回のように、“紛れ込んだWindows用ファイル”があるとMacは防御を発動します。
対応策
それでは、どのように対応したか?というと、Appleサポートと相談しながら以下の3つの手順で行いました。
1、元のWindowsのデータ、もしくはすでに今使っているMacのデータをバックアップ。
この場合、HDDで丸ごとバックアップも良いですが、必要なデータだけバックアップすればいいです。
写真、文書、必要なフォルダなど“使いたいもの”だけを、目視で選んで移動。アプリやシステム系のものは移行しないように注意。

大容量の「HDD」を買っておくと便利です。Macなら「タイムマシン」という便利な機能があります。
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2、バックアップが取れたら、Macを初期化
1でバックアップを取っているので初期化しても大丈夫です。
3、バックアップしてあるデータを、初期化したMacに手作業で戻す
データを戻す時に、画像や文書のファイルだけを戻しましょう!「セキュリティソフト」がどのファイルか分からないので、再度それをMacへデータ移行してしまう不具合を防ぐためです。
この3つの手順だけです。
データの引っ越しが終わりました。作業量としては大量ではありません。むしろ内容がハッキリしている分シンプルな作業です。
必要なものだけ移した時点で、マウスの不具合はすっかり解消。それから一切トラブルはなくなりそこから先は、驚くほど快適に使えるようになりました。
Macはやっぱりすごい!ちゃんとマシンを守ってくれていた

今回の件で思ったのは、やっぱりMacはよくできてるということです。故障や不良品に見えた現象も、「おかしな(Windowsセキュリティソフト)ファイルから守る」という仕組みが正しく働いていただけです。
正常に動き始めた時、Mac本来の軽快さや安定感が完全復活しました。
多少遠回りな時間を使ったけれど、この理屈と仕組みを理解すれば「なるほど、そういうことか」と納得できる出来事でした。
ここでまだご心配な方のために「Q&A」を準備しました。
「移行アシスタント」マウスがフリーズする悩み Q&A

Windows から Mac に「移行アシスタント」で予想外のトラブル!マウスがフリーズ〜 まとめ

いかがでしたか?
今回の、WindowsからMacへの移行アシスタントでのトラブルは、
・原因さえわかれば直せる
・必要なデータだけを戻せば解決できる
という、とてもシンプルな問題でした。
ただ、そこにたどり着くまでに時間と労力をかなり使ってしまいました。
データの扱いに不安がある人は、エーワンデータのような専門サービスを利用するとその価値が大きいです。
そして、同じ状況で困っている人がいたら「これは解決できる問題」と安心してほしいです。
Macが本来の力を発揮してくれると、本当に快適!今回の経験が、誰かの困りごとをひとつ解決させられたのであれば幸いです。

のん
(4人家族/保育士教諭)家事・節約・生きがい・働く主婦
無理のない自然体な暮らしを追求し「ほったらかし家事」と「家庭菜園」で手間と出費を軽減