- 今まで流行ってることに飛びついていたけど、今は「本物探し」に心が惹かれる
- 長く愛されている作品は、それだけの理由があるのね…
- 表面的なものではなく、心に届く深い本と出会いたい

人生の経験を重ねるうちに、こんなふうに感じていませんか?
そんなあなたに、ぜひ読んで欲しいのが世界中で読み継がれている2つの物語、
『ハリー・ポッター』と『聖書』です。
私は、これまでにメルカリで本をたくさん売ってきました。
数ある児童書の中でも、「ハリー・ポッター」は不動の人気です。
一度、読んだらノンストップで読んでしまうほどおもしろい本でした。
一方の「聖書」は、一見読みにくそうです。
でも、読んでみると素晴らしい愛の物語ということが分かります。
そして、「ハリー・ポッター」を読み終えた後、どこか「聖書」と似ているように感じるのです。
どちらも、時代や年齢を超えて読み継がれる、普遍的な力を持った物語だからでしょう。
「ハリー・ポッター」の文庫本は、絶版となりましたが、今ならコンパクトで読みやすい「ハリー・ポッター 文庫版(新装版)」で、この物語の深さに触れることができます。
そんな大人気の「ハリー・ポッター」の魅力と、世界中のベストセラー「聖書」の共通点を紹介していきます。
これを読むことで、人生を変える何かのきっかけになると思います。ぜひ最後までご覧ください。
第1章:『ハリー・ポッター』──魔法だけじゃない、“人間の物語”


「ハリー・ポッター」と聞くと、多くの人が「魔法の世界」を思い浮かべますね。

確かに!魔法の学校・ホグワーツを舞台に繰り広げられる冒険はワクワクの連続ですよね。
しかし、物語の魅力はそれだけではありませんよ。
物語の中心には、さまざまな背景を持つ登場人物たちがいます。


ハリーはもちろん、親友のロンやハーマイオニー、スネイプ先生やダンブルドア校長……
それぞれが抱える葛藤や過去に目を向けると、「善と悪」では割り切れない人間の複雑さが浮かび上がってきます。
大人が読むと、あのセリフやあの場面の意味にハッとさせられることも少なくありません。
「なぜ、世界中で長く愛され続けているのか?」その理由は、この“人間理解の深さ”にあるのかもしれません。
静山社ペガサス文庫「ハリー・ポッター〈新装版〉全20巻」セット(J.K.ローリング 作/ #松岡佑子 訳/静山社)が出版されました。各巻デザインもリニューアル。キンキラのボックスとオビ。刊行25周年を記念した新装版のスペシャルボックスです。クリスマスの贈り物にもピッタリ。ぜひ!〈Y〉 pic.twitter.com/bZUPSDQsnY
— JUN KIDOKORO DESIGN (@JKD_tweet) December 3, 2024
第2章:『聖書』──読むほどに深まる、自分を知る旅

「ハリー・ポッター」の世界から、続いて「聖書」に話しは変わります。

「聖書」って、なんだか難しそう

そうですね。
なんだか「宗教的すぎる」と思われるかもしれません。
でも「聖書」は、長い歴史の中で世界中の人に読み継がれているベストセラーで、それには理由があります。
最初は、分かりにくいと感じるかもしれません。
しかし、ある言葉が急に心に残ったり、ふとした瞬間に響いたりすることがあります。
たとえば、
「赦し」
「愛」
についての一節に、自分の過去と向き合う力をもらった人も多いのです。
聖書には、苦しみや迷いを抱えた人たちの物語がたくさんあります。
信仰があるかどうかに関係なく、人生の意味や人とのつながりを考えるきっかけを与えてくれるのです。
自分の生き方を見直したいとき、少し立ち止まって考えたいとき、手に取ってほしい本です。
関連記事:聖書って難しい?
第3章:共通点は、“神様からの物語”のような力
『ハリー・ポッター』と『聖書』。
一見まったく異なるジャンルに見えますが、実はどちらにも「神話」のような普遍性があります。
両方の物語には
- 人はなぜ苦しむのか?
- 許すとはどういうことか?
- 本当の強さとは何か?
といった、誰もが一度は直面する問いが込められています。
だからこそ、子どもだけでなく、大人になっても読み返したくなる。
読むたびに、新しい発見があるのです。
そして、どちらも「ただの物語」ではありません。
人生の岐路で「これは、今の私に必要な言葉だった」と思えるような力を持っています。
それはまるで、物語を通じて、目には見えない何かに導かれているような感覚です。
おすすめ:「ハリー・ポッター」文庫本ー大人の読書体験に最適な一冊
『ハリー・ポッター』シリーズには、さまざまな版があります。
特におすすめしたいのが「ハリー・ポッター文庫<新装版>」です。
この文庫版は、持ち運びに便利なサイズで大人向けに作られているのが特徴です。
ルビ(ふりがな)は一部の漢字にのみ付けられています。文字装飾も控えめで、落ち着いたデザインになっています。
これにより、物語の世界に深く没入することができます 。
全20巻にわたるこのシリーズは、各巻の最後に解説が付いています。物語の理解をさらに深めてくれるのです。
表紙のイラストはおとないちあきさん(イラストレーター)による、アニメ風のデザインで、視覚的にも楽しめる仕上がりです 。

大人になった今だからこそ、改めて『ハリー・ポッター』の世界を文庫版で味わってみてはいかがでしょうか。

まとめ:「ハリー・ポッター」(文庫本)と「聖書」〜「本当に良いもの」と出会ったとき、人生は変わる
いかがでしたか?
今回は、人生を変えるほどの素敵な本「ハリー・ポッター」と「聖書」の紹介でした。
忙しい日常の中で、自分の心と向き合う時間は少なくなりがちです。
でも、ときには立ち止まって、「自分の人生って何だろう?」と考えてみるのも悪くありません。
『ハリー・ポッター』と『聖書』──この2つの物語は、そんなことを考える時間を与えてくれる本です。
今このタイミングだからこそ、心に深く届くかもしれません。
一冊の本との出会いが、心を変え、見える世界を変わることがあります。
特に「ハリー・ポッター」文庫版は読みやすく、そんな変化の入り口になる一冊になります。
大人になった今だからこそ、ぜひ一度読んでみませんか?