メルカリで取引している購入者の口調が厳しい…
メルカリで「悪い」評価をもらってしまった
値下げ交渉で「半額にしてください…」って、うんざり！
メルカリ、あるあるですね…
取引相手からの「無茶な値下げの要求」や「高圧的な口調」、こちらがどれだけ誠心誠意尽くしても「悪い」評価をつけてくる人など、メルカリの取引で、嫌な気持ちにさせられることは多いです。
でも、相手も人間です。工夫次第では、トラブルを最小限に抑えることはできます。
- 旅するのん
元・保育教諭、現・フリーランス業。絵本好きが高じて、自分で選んだ絵本を販売しています。（取引件数1万件越え）。文章が好きで、ブログ運営やライティングの仕事もしています。詳細はこちらから
メルカリ上で起きるトラブルは、どれだけ慎重にしても起きるものです。1人でなんとかしようと思わないで大丈夫です。
不安に思う場合や、1人で解決できそうにない場合は、すぐに「メルカリ」に連絡（通報）してください。
年々、悪質で詐欺まがいなことも起きています。あなたが悪いわけじゃないことも多いです。変な圧力に屈せず、冷静な判断をしてください。
そこで今回は
- メルカリ初心者
- トラブルを避けたい出品者・購入者
- 取引をスムーズに進めたい人
このような方に
- メルカリで起きるトラブルを事前に回避する方法
- トラブルが起きてしまった時の対応
- 実際にあった私のトラブル
について、お伝えします。
この記事を読むことで、嫌な取引相手との無駄な時間を使わずにすむようになります。ぜひご覧ください。
1.メルカリは誰でも売買できるため、注意が必要
メルカリは、主婦や学生、会社員など、誰でも気軽に売買できるフリマアプリです。
利用者の価値観やマナーは人それぞれで、「誰とでも簡単に取引できる」＝「トラブルのリスクもある」ということを、意識する必要があります。
「気軽に取引できるメルカリ」は、トラブルも多い
こうしたトラブルを防ぐには、「取引相手を慎重に選ぶ」ことがとても大切です。
「相手を選ばない取引」のリスク
メルカリのルール上、基本的には即購入してOK です。でも、その前に…
を見ましょう。
見ないで取引すると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
取引におけるリスクは…
購入する場合のリスク（自分が購入する側）
購入された場合のリスク（自分が出品する側）
- 支払いがされない→コンビニ払いで期限切れ
- クレームをつけられる→「イメージと違った」と理不尽な返品要求
- 受取評価をしてくれない→発送から数日経っても評価されず、売上金が入らない
「低評価」の相手と取引すると、発送トラブル・返品要求・未払いなどのリスクが高まります。
受取評価まで時間が掛かると、資金繰りがキツくなります。スムーズな取引ができるよう、取引相手は選びましょうん。
「相手を選ぶこと」が、安心取引のカギ！
「取引相手を選ぶことの大切さ」の理由をまとめると、下記のようになります。
✅ ストレスの少ない取引ができる
→ 評価が良い相手なら、スムーズな対応が期待できる
✅ 時間を無駄にしない
→ トラブルになりそうな相手を避けることで、余計なやり取りを減らせる
✅ 安心してお金のやり取りができる
→ 信頼できる相手なら、詐欺や未払いのリスクが低くなる
2.メルカリで注意すべき取引相手の特徴
すべてのメルカリユーザーがスムーズな取引をしてくれるとは限りません。トラブルを避けるために、事前に「怪しい相手」を見極めることは大切です。
ここでは「購入者」と「出品者」、それぞれで注意すべき相手の特徴を紹介します。
注意すべき「購入者」の特徴（自分が出品者）
Ⅰ. 評価が低い・悪いコメントが多い
✅ 「悪い」の評価が多い → 取引トラブルの可能性大
✅ 「支払いが遅い」「受取評価をしない」などのコメントがある
✅ 評価コメントに「キャンセルが多い」「クレームが多い」などの指摘がある
👉 例：
❌「購入後に音信不通になりました」
❌「受取評価がなかなかされず、売上金の反映が遅れました」
→ こういう相手は、支払い遅延や未払い、スムーズな取引をしないリスクがあるので要注意です！
Ⅱ. 値下げ交渉がしつこい・非常識
✅ 「半額にできますか？」など極端な値下げ交渉をしてくる
✅ 「⚪︎日まで取り置きしてください」「他で◯円で売ってました」など無理な要求
✅ 値下げに応じないと態度が悪くなる（暴言・無視など）
👉 例：
❌「これ2,000円でいいですよね？」（定価5000円の商品に対し、勝手に値段をつけてくる）
❌「◯◯円なら即決します！」（プロフィールに「値下げ不可」と書いてあるのに）
→ 適度な値下げ交渉はOKですが、常識の範囲を超えた交渉をしてくる相手は避けるべきです！
Ⅲ. コンビニ払いで期限切れ未払いが多い
✅ コンビニ払いを選択しておきながら、支払わない
✅ 評価コメントに「未払いキャンセルが多い」と書かれている
✅ 「あとで払います！」とコメントしてから連絡が途絶える
👉 例：
❌「購入しました！明日支払います」→ 結局支払われずキャンセル
❌「少し待ってください！」→ 期限切れで自動キャンセル
→ 未払いは時間の無駄になるので、評価が少ないコンビニ払いの購入者には特に注意！
注意すべき「出品者」の特徴（自分が購入者）
Ⅰ. 評価が低い・「悪い」評価の理由が不誠実
✅ 「説明と違う商品が届いた」「発送が遅すぎる」などのコメントがある
✅ 悪い評価が多いのに、改善する気がない（同じトラブルが繰り返されている）
👉 例：
❌「写真と全然違う商品が届きました」
❌「未使用と書いてあったのに、明らかに使用感がある」
→ こういう出品者から買うと、実際送られてくる商品に問題がある可能性が高いです！
Ⅱ. 商品説明が雑・曖昧すぎる
✅ 「写真で判断してください」「返品・クレーム不可」など、一方的な印象
✅ 重要な情報（サイズ、傷の有無など）が書かれていない
✅ 説明文に矛盾がある（「新品未使用」なのに「少し使用感あり」など）
👉 例：
❌「画像をご覧ください。詳細不明です」
❌「一度人の手に渡ったものなので神経質な方はご遠慮ください」
→ しっかりした説明がないと、実際に届いたときにトラブルになりやすいです！
Ⅲ. 発送が遅い・梱包が雑な評価がある
✅ 「発送まで1週間以上かかった」「連絡なしに遅れた」などのコメントがある
✅ 「プチプチなしで送られてきた」「壊れて届いた」などの評価
👉 例：
❌「発送まで4～7日」と書かれていたのに、2週間経っても発送されない
❌ 割れ物なのに封筒に入れただけで送られてくる
→ こういう出品者から買うと、トラブル対応が面倒になる可能性大です！
メルカリでは、取引相手をしっかり選ぶことでトラブルを回避できます。
3.要注意な取引相手の特徴４つ
「値段が安いから！」「すぐ買いたいから！」と焦らず、 相手の評価や取引履歴をしっかりチェックして、安全な取引を心がけましょう！
| 注意すべきポイント | 購入者 | 出品者 |
|---|---|---|
| １、評価が悪い | 支払い遅延・クレーム多い | 商品が違う・発送遅延 |
| ２、非常識な交渉 | 極端な値下げ要求 | 価格設定が不自然 |
| ３、説明・対応が雑 | ルールを無視 | 商品説明が曖昧 |
| ４、発送・支払いの問題 | 未払い・受取評価しない | 遅い・梱包が雑 |
良い取引相手の特徴
下記のようなポイントを押さえて、取引相手を見極めましょう。
✅ プロフィールがしっかり書かれている
✅ 別商品のコメントがあれば、対応を確認する
✅ 誠実に返信してくれている
4. 実際の取引でトラブルを防ぐ５つの方法
実際の取引が始まってからの「トラブル」を防ぐ方法 を紹介します。
「取引相手によるトラブル」 や 「商品に関するトラブル」 は少なくありません。未然に防ぐためには、取引の進め方に気をつけることが大切です。
- 発送方法は「匿名配送＋追跡あり」を選ぶ（出品者向け）
- 取引メッセージを活用して誤解を防ぐ
- 支払い・発送期限を守る（購入者＆出品者向け）
- 受取評価をすぐに行う（購入者向け）
- 万が一のトラブル時の対処法
① 発送方法は「匿名配送＋追跡あり」を選ぶ（出品者）
「ちゃんと届いたか分からない！」というトラブルを防ぐためには…
✅ らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を利用しましょう。
- 追跡あり＆匿名配送で安心
- 配送トラブルが起きた時には、メルカリ事務局に連絡しサポートを受けましょう
✅ 梱包はしっかりと！
- 割れ物はプチプチ＋ダンボールで補強します
- 衣類はビニール袋＋封筒や箱で防水対策を
安い発送方法にこだわりすぎると、配達事故やトラブルになりやすいです！
② 取引メッセージを活用して誤解を防ぐ（出品者・購入者）
スムーズな取引のために、細やかなやり取りを心がけましょう！
✅ 購入者の場合
- 「購入させていただきました。よろしくお願いします！」
- 支払い後：「支払いました。発送よろしくお願いします」
- 受取後：「無事届きました。評価させていただきます」←（これはなくても大丈夫ですが、到着後は、早めの受取評価をしてあげましょう）
✅ 出品者の場合
- 「ご購入ありがとうございます！◯日以内に発送します」
- 発送後：「本日◯◯便で発送しました。到着までよろしくお願いします」
無言取引OKでも、簡単なメッセージで誤解やトラブルを防げます！
③ 支払い・発送期限を守る（出品者・購入者）
- 購入者は、「支払い期限（コンビニ払いなど）」や約束ごとを守りましょう！
- 出品者は、「発送期限」を守りましょう！事前に設定した「◯日以内発送」を守る
遅延は評価に影響します。注意しましょう。
④受取評価をすぐに行う（購入者）
✅ 商品が届いたら、すぐに中身を確認し、問題なければ早めの評価を。
- 説明と違う場合は、評価前に出品者へ連絡します
- 問題がなければ、早めに「受取評価」をしましょう
👉 評価をしないと、出品者の売上金の振込が遅れるので気をつけてください
⑤ 万が一のトラブル時の対処法（出品者・購入者）
商品が届かない / 破損していた場合のトラブル
- 取引メッセージで、出品者に連絡
- 対応が悪い場合は、メルカリ事務局に相談
（必要であれば、証拠として画像やメッセージを残しておく） - 「メルカリ便」の場合は、配送トラブルの補償を受ける
商品説明と違うものが届いた
- 評価をする前に、出品者に連絡！
- 返品・返金対応をお願いする
- 対応不可なら、メルカリ事務局に問い合わせ
👉 トラブル時は、評価前にメルカリ事務局へ早めに相談！（解決するまでは「評価」をしないこと）
トラブルを防ぐ 7つのポイント(おさらい)
安全な取引のコツは、相手を見極め、お互いにルールを守ることです。
下記「7つのポイント」を守ることで、メルカリを上手に活用でき、気持ちの良い取引ができます。
| 項目 | 対策 |
|---|---|
| １、取引相手の確認 | 評価・プロフィール・取引履歴をチェック |
| ２、商品ページの確認 | 写真・説明文・質問で詳細をチェック |
| ３、取引メッセージを活用 | 簡単なあいさつ＆連絡で誤解を防ぐ |
| ４、発送方法の選択 | 追跡あり・匿名配送で安心 |
| ５、支払い・発送期限を守る | 期限を守ってスムーズに取引 |
| ６、受取評価を早めにする | 問題なければすぐ評価する |
| ７、トラブル時の対応 | 評価前にメルカリ事務局に相談 |
ポイント
- 「即購入OK」でも、不安なら購入前に一言メッセージをもらう
- 取引メッセージを丁寧にすることで、相手の対応を確認します
- 万が一のために証拠を残しておく（スクショ・取引メッセージの保存）
- メルカリ事務局に相談する準備はしておく（ルール違反は報告）
5.実体験エピソード（「実際にトラブルになった話」）
私は、これまでに1万件を越す取引をしてきました。悪い評価は数件ですが、ここ最近あった「悪い」評価を紹介します。
メルカリを始めたばかりの頃に、「悪い」の評価をいくつか付けられました。しかしこの数年間は、改善を重ねずっと「良い」評価ばかりでした。
つい先日、久しぶりに「悪い」評価がつきました。
自分でもこれはトラブルになりそうだと予想はついたので、取引中に、メルカリ事務局へは連絡をいれていました。
トラブルの内容としては、こちらがゆうパケットポスト（メルカリ便）のQRコードの読み忘れです。郵便局と契約を結んでいるので集荷してもらうのですが、2日後、わが家に戻って来ました。
取引相手には、すぐにお詫びをし、発送し直すことになりました。
メルカリ便での発送は、すでに「発送通知」を押していたため、使えなくなりました。そのため「クリックポスト」に切り替えて、発送し直しです。
今度は間違わないようにと気をつけ、念のため「郵便局」で手続きをしました。
ところが、計測したところ、クリックポストの受け入れ重量の1キロより1グラムオーバーだったのです。その場で、梱包の袋の余白をハサミで切り、1グラムカットのジャスト1キロにして発送しました。
ここまでの経過は、事細かに購入者に連絡していました（このことはメルカリ事務局とも共有しています）。
そして、到着後の評価は、予想の通り…「悪い」となりました。
✅ 「悪い」評価を受けてしまった^^;
この方とは、取引のやり取りから色々とありました。購入者は、初心者のようです。取引件数は「0」だったため、人柄を見極められません。
メルカリ事務局に相談したところ、全体的かつ総合的な判断をしてもらって、この評価は「削除」してもらいました。
通常、メルカリの評価は削除してくれません。
「削除」の対象となるのは、「個人情報の漏洩につながるもの」や「コメントに何か問題がある場合」などで、メルカリの総合的な判断で「削除」になる可能性はあります。
「ガイドライン」を見て、当てはまりそうであれば、「削除」の申請をすることはできるようです。
6.トラブルにおける具体的な対処法
トラブルは、こちらが十分に気をつけても起きるものです。
相手の思いとこちらの思いが違っていたり、商品に対する価値観の違い、お互いの常識の基準など、数え上げればキリがありません。
好き好んでトラブルに巻き込まれたいと思っている人は、1人もいないはず。それでも起きてしまうのがトラブルです。
私は、このトラブルに遭う可能性を少しでも減らすために、取引相手を選んでいます。
具体的には
・無茶な値下げを要求してくる人
・質問が細かい人
・商品を値踏みしてくる人
などは、お取引していません。
あまりにもしつこい人は、「ブロック」機能を使って、取引を制限しています。
トラブルに巻き込まれる率が高そうな人と取引すると、後々、尾を引いてきます。商品を買ってくれる人は、他にもたくさんいます。
自分が、買おうと思った商品でも、なんとなくこの人から買うのはやめておこうと思ったら、多少高くなっても他の出品者から購入します。
理由は同じで、トラブルに巻き込まれると、自分の時間を無駄にしてしまうからです。
出始めが悪いと、最後までズルズルと悪い結果につながりやすいので、多少損でも、トラブルに巻き込まれない道を、私は選んでいます。
まとめ：メルカリでの安全な取引のために
メルカリ取引でのトラブル防止として、今回は、取引相手の悪いところばかりを紹介してしまいましたが、それ以上に、良い方が多いのもメルカリの良いところです。
メルカリ販売を通して、私は購入者からはたくさんのことを教わってきました。
これからも、メルカリでの販売はずっと続けていこうと思います。
失敗は誰でもするもの。次に同じ失敗をしないよう、改善策を練って前向きに継続してください。1人じゃないです。何かあれば、すぐにメルカリ事務局に相談してくださいね。
まとめ
- 「安さ」だけでなく「安心」も重視することが大切！
- トラブル回避には「相手を選ぶ目」が重要！
- 賢く取引して、気持ちよくメルカリを活用しよう！
旅するのん
