- 絵本販売してみたいけど、どうやって仕入れるの?
- ネットで仕入れても良いようだけど、うまく買えない…
- 上手にネットで買っている人は、どうやっているの?
メルカリやAmazonで、物販を始めたい人は多いですね。売る商品さえあれば、誰でも始められそうです。
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でも「利益の出る商品」を見つけることは難しいですよね。
店舗でも、インターネットでも、探しても見つからない、売り切れているなど、なかなか手に入らないです。
- 旅するのん
元・保育教諭、現・フリーランス業。絵本好きが高じて、自分で選んだ絵本を販売しています。(取引件数1万件越え)。文章が好きで、ブログ運営やライティングの仕事もしています。詳細はこちらから
そこで、今回私がよくする「ネット仕入れ術」を公開します。少し意識するだけで、利益の出そうな商品が買えたりするので、ぜひチェックしてください。
インターネットで仕入れて→出品する
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ネットで商品を仕入れることを「電脳仕入れ」と言います。インターネット上で見つけた、お得な商品を「メルカリ」や「Amazon」で販売します。
案外と良いものが出回っているのがネットの世界です。見つけるコツは、「相場」を知っていることです。
利益が出そうな商品が目の前に現れても、それが何か分からないならネット仕入れは難しいです。まずは、実店舗で実際に商品を見て、ゆっくりと「相場感」を掴んでください。
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「仕入れ先」や「販売先」によって規約があります。規約をよく読んでルールを守りましょう。
物販をするためには、「法律」と販売先の「規約」の両方に違反しないようにしてください。
仕入れ判断ができない人は「Keepa」を見る
何がいくらで売れるか?が、分からない人がいます。
そんな時は、「Keepa」があります。
課金した方が詳細なデータを取れますが、ざっくりとであれば無料で見ることができます。
「商品名」を入力し「検索」をすると、その商品の過去の売れ方がグラフで見れます。
「Keepa」を使うことで、過去に売れたAmazonの販売履歴が分かるので、この情報を元に仕入れる商品を決めます。
物販をする人は、「相場」が分かっていないとできません。
関連記事
ネットでの仕入れ先
ネットの仕入れ先は、Amazonや楽天市場
個人事業主になると卸業者とも取引できるようになります。卸値で仕入れられるので「仕入れ先候補」が増えます。
店舗仕入れとネット仕入れの違い
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中古絵本を販売している私が、店舗仕入れとネット仕入れの違いを考察してみました。
店舗仕入れ
店舗仕入れは、実際にあるお店から仕入れることです。下記のような実店舗のことです。
- ブックオフ
- オフハウス
- ハードオフ
- セカンドストリート
店舗で仕入れるメリット・デメリットは…
メリット(店舗)
- 目の前に商品があるので、「状態」が確かめやすい
- 「確実に手に入る」安心感がある
デメリット(店舗)
- 現地まで、足を運ぶ手間(時間)が掛かる
- 商品の入れ替わりが遅いので、一度行くとなかなか取れない
ネット仕入れ
「電脳せどり」ともいわれる「ネット仕入れ」は、インターネット上から商品を探して仕入れることです。下記のような、「フリマサイト」や「ネットショップ」です。
- メルカリ・ラクマ
- Amazon
- ヤフーオークション
- ブックオフ公式オンラインストア
- 駿河屋
ネットで仕入れるメリット・デメリットは…
メリット(ネット)z
- 時間を選ばずに、仕入れができる
- 取引がネットの記録に残るので、管理しやすい
デメリット(ネット)
- 商品状態が、説明とは違っている場合がある
- 不具合が見つかると、返品など一手間かかる
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「店舗仕入れ」or「ネット仕入れ」、どっちがいいかは、個人の状況や環境や好みに応じて選択すれば良いです。
「ネット仕入れ」も「店舗仕入れ」も、良いとこ取り
なんらかの事情で、なかなか店舗に行けない時があります。そんな時は「ネット仕入れ」と「店舗仕入れ」の両方ができることは強みです。
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ネットでの仕入れは、苦手な人も多いです。
上手になるコツは、焦らずに。です。気楽に「ネットサーフィン」しながら、でも少しは意識して挑戦していくと良いです。
たまに良いものが見つけられる時があります。
最初は、偶然かもしれませんが、偶然が積み重なるとコツが掴めてきます。
最初は自分の買いたい商品を、ネットで安く見つけてみると良いですね。
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ネット仕入れは「早押し」じゃなくて良い
ネット仕入れが難しいという人がいます。
でも、コツさえ掴めば、そんなに難しいことではありません。
難しいと思ってしまう理由のひとつに「早いもん勝ちでしょ?」というのがあります。
そうでもありません。忙しい私たちにとって「早押し」のネット仕入れは推奨していません。
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「早押し」だと、ずーっと!ネットをチェックしないといけなくなります。
ツールは使わない
高額な有料ツールを使って仕入れるという方法があります。
この方法でもやれなくありませんが、かなりハードです。
なぜなら、それで儲かるのであれば、他の人もそのツールを使っているはずだからです。
うまくいくなら「メルカリ」や「Amazon」仕入れを、みんながやることでしょう。みんなが儲かるなら、そのやり方はいつか破綻します。そのやり方だと、通用しなくなるのです。
ネット仕入れ〜最終的には、「人間の判断」
私はこれまでにずいぶんと高いツールを使ってきました。ツールを使った「仕入れ」も、最終的には人間の判断になります。
結局、いちばんかんたんで誰でもできるのは、自分の能力なのです。だから今は、「無料」でできるやり方に落ち着きました。
「メルカリ」「Amazon」仕入れのメリットとデメリット
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どのビジネスでも、ライバルがいます。勝ち続けるのは、至難の業です。
ネット仕入れのコツ
ネット仕入れのコツは、なにより価格の相場を理解することです。
相場さえ理解すれば、ネットでも店舗でも良い仕入れができます。
新品の物販でも、応用が効きます。ただ新品だと新しい情報が常に必要です。その点、中古品であれば情報が蓄積され、収益が自然と増えていきます。
相場の動きをキャッチするアンテナ
値動きする中古品販売のヒントは、日常のなかに溢れています。アンテナを張り巡らし、うまくキャッチしてみてください。
話題のものは、相場が動く
・家族の会話
・友人や職場の同僚の話題
・Yahoo!ニュース
・SNS情報
定期的に話題になるものや1回で終わるものとがあります。いずれにしても、情報をキャッチすることでこれまで当たり前の値段だった相場が動いて高値になる商品があるので、見つけたら購入しましょう。
適正価格、相場を知るには・・・3つのツール
本気で物販で稼ぎたいと思うのであれば、世界中のビジネスマンが使ってるであろう「Keepa」を使うとよく分かります。
Amazonのデータを分かりやすく抽出したもので、「販売履歴」や「価格の変動」が一目でわかるようになっています。
このツールを使うには、契約が必要です(有料)。ただし、メルカリ出品だけであれば、特に使わなくても問題ありません。
私の毎月の固定費
- Amazon大口出品 (約5,000円)
- Keepa(約2,000円)
- プライスター(約5,000円)
この3つがあれば、ほとんどのことができてしまいます。
Amazonとの連携
Amazonの大口セラーになると多くのツールと紐付けが可能になります。Amazonで物販をするためには「基本」となります。
「Keepa」の導入
ネット仕入れで「仕入れ」るためだけのツールは使っていません。相場を見るために「Keepa」を使います。
「Keepa」の利用料は、月に数千円です。しっかり稼ぎたい人には、ぜひ使って欲しいです。
・「プライスター」
Amazonセラーとして、「プライスター」を連携することで、稼ぎやすくなります。販売履歴を知るためにも、Amazonとの大口契約は必須です。「物販」で稼いでいる多くの人が使っています。
仕入れ判断や出品作業、発送(プライスター急便)、備品(プライスターショップ)の購入、価格追従・改定と、マルチタスクな優秀なツールです。
「プライスター」
「Keepa」のように難しいグラフが読めない人に、「プライスター」は簡易で仕入れを判定してくれます。
このおかげで仕入れがしやすくなります。
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売値や相場感が分かる!メルカリを賢く使う
「相場を知る」だけであれば、メルカリの「売切れ価格」を参考にすると良いです。
例えば…
- 「A」という商品を店舗orネットで見つけました。
- 「A」の相場を知るには、メルカリの”検索窓”に「A」と入力します。
- さらに「絞り込み検索」をします。販売状況を「売切れ」にすると売り切れたものが並びます。
- これで「A」という商品の大体の相場が掴めます。
- なおかつ「新しい順」にすると、もっと詳しく分かります。
この「売切れ」情報を見ることは、とても大事です。これが分かれば、ネット仕入れでも、店舗仕入れでも、両方の仕入れが可能になります。
「メルカリ」「Amazon」相場を見極める力
「相場」さえわかれば、怖いもんなしといっても過言ではありません。先ほど紹介した「A」という商品はいくらなら売れる!という答えを知っているのですから、
例えば、「A」は1,000円で売れるとして、仕入れ値は300円。→それならば、仕入れて大丈夫!という判断ができます。
①ネット仕入れ
仕入れには「Keepa」や「メルカリ」の販売履歴が重要です。「Keepa」が使えるようになると、相場感が身につきます。でもこれだと有料なので、うまくなるまではメルカリを活用して相場感を掴めるようになりましょう。
先ほどの「A」という商品を、メルカリの「売り切れ」で眺めていると、
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「A」は、1,000円〜1,500円で売れている!!
と、わかります。
そこから、今度はメルカリの絞り込み検索の「販売中」を見るのです。
すると、たまに安くで売られているものに出くわします。
これを見つけたら、店舗でも同じで「利益が出そうなら購入すれば良い」のです。
Amazonで見つけても、やり方は同じです。
販売中の商品の中で「仕入れ対象商品」を見つけ出すことができるようになります。
関連記事…相場を知るには
そして、今後本格的にやるのであれば、Amazonの大口契約を推奨します。
Amazonセラーの申し込みだけだと、過去にいくらで売れたかの履歴を見ることができません。販売履歴の分かるツール(Amazon大口セラー&Keepa)が必要になってくるのです。
②メルカリ出品の楽しみ
メルカリ販売は、オリジナル性があって楽しいです。自分の価値観や趣味が合う人がいれば、そこからヒントを得て、オリジナルで出品したらものがどんどん売れていきます。
購入者の気持ちがわかることは、強みになります。
「セット絵本」のようにセット組みして販売すると売る側も買う側も楽しいです。
他には真似のできない売り方は、「付加価値」「希少価値」になります。
独創性やセット組みするなどで、ライバルと差がつけられます。
③物価高による、売り上げ上昇
原料の値上がりにより、価格が高騰しています。
数年前に仕入れたものが、置いていたことにより高く売れることがあるようになりました。
お金の増やし方で、現金を残すか、株を買うのか、不動産投資か、色々選択肢はあると思います。
ここ最近、物価高でこれまでブックオフで110円で買えていたものが210円になるなど値上がりしています。
ということは、110円の価値が→210円と倍近くに上がったということです。
単純な発想ではありますが、手元の資産が倍になったことになります。
この現象は全国で起きていて、どこでも価格の上昇が見られます。
物販は「相場感」を掴むことも大事ですけれど、時代の流れを読む力も必要です。
110円で購入した絵本も、時の流れとともに、値段が500円になるかもしれない時代です。
メルカリ、Amazon、ネット仕入れのコツ〜まとめ〜
ネット仕入れは、家にいても商品を仕入れられるといメリットがあります。
時間も場所も縛りがないので、いつでもどこでもできます。
でもその分、ライバルもたくさんいます。
海外向けバイヤーも多くいます。副業で普通に仕入れていても、勝ち目はありません。
勝つためには、視点を変えてやり方を工夫します。物販自体は、安く買って高く売ることが基本です。
- どうやれば安く買えるのか?
- どうすれば高く売れるのか?
日頃からこうしたことを考えることで道が広がってきます。今でも物販で勝ち残れる可能性は十分にあります。自分の好きなこと、アイデアも生きてきます。ぜひ、自分の好きなことを仕事にしてみてください。そのためのお手伝いをしていきます。
今回の記事のふりかえり
- インターネットで仕入れる方法
- 有料ツールを使わなくて仕入れられる
- そのためにも相場を知る
- 相場を知るには、日頃のリサーチが大事
- リサーチは、自分の興味のあるものから始めるとやりやすい
- ネットニュースやSNSで最近の情報を掴むことでトレンドとして売るものがわかってくる
- 有料ツールを使ってもライバルは減らない。自分に合った仕入れが一番
以上に気をつけながら、ぜひこれからの「物販」に活かしてください。