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「家庭菜園をやってみたいけど、庭もベランダも本格的なスペースがない」。そんな人にこそ知ってほしいのが水耕栽培です。土を使わないので、キッチンの窓辺やダイニングのテーブルの端でも育てられます。
今回は、空いたペットボトルと、ロックウールブロックという育苗用の資材を使った、水耕栽培の始め方を紹介します。実は私(のん)も、ちょうどロックウールブロックで種まきをしたところなので、その様子も交えてお伝えします。
※この記事の「正しい育て方」の部分は、一般的な方法としてまとめています。私自身の体験の部分は別に書き分けています。
ペットボトルで水耕栽培はできる?
結論から言うと、できます。ペットボトルを半分に切って、上下を逆さにして重ねるだけで、簡単な水耕栽培の容器になります。

- 上の部分(ふたを外した口のところ)に苗を乗せる
- 下の部分に液体肥料を溶かした水を入れる
- 根が水に浸かるようにする
という仕組みです。コップやびんでも同じように始められますが、ペットボトルは透明で中の水や根の様子が見えやすく、口の大きさもちょうどいいので、初心者にはやりやすい方法です。
ペットボトル水耕栽培のデメリット
いいことばかりではないので、先にデメリットも書いておきます。
- 容量が小さいので、水や液体肥料がすぐ減る。毎日〜2日に1回は水の量を見る必要があります
- 大きく育つ野菜(トマトなど)には、途中で容器が小さくなる。大葉やベビーリーフなど、コンパクトに育つ野菜のほうが向いています
- 夏場は水温が上がりやすく、根が傷みやすい。直射日光が当たり続ける場所は避けます
- ラベルを剥がさないと見た目が気になる。気にならなければそのままでも大丈夫です
本格的な水耕栽培キットに比べると手間はかかりますが、「お金をかけずにまず試してみる」にはちょうどいい方法です。
用意するもの
- 500ml〜2Lのペットボトル(お茶や水の、においが残りにくいもの)
- カッターまたははさみ
- 種(大葉・バジル・レタスなど。下で詳しく紹介します)
- 種をまく土台(ロックウールブロック、または台所用スポンジでも代用できます)
- 水耕栽培用・または野菜用の液体肥料(薄めて使うタイプ)
- 黒い紙やアルミホイル(下の容器に光が入らないようにするため。藻が生えにくくなります)
液体肥料は、観葉植物用ではなく、できれば水耕栽培や野菜用と書かれたものを選びます。私は、育苗の土台にロックウールブロックを、肥料には微粉ハイポネックスを使いました。
ここだけ押さえればOK!種まきの手順

✅ ここだけ押さえればOK!育て方のポイント
- ロックウールブロックを水に浸して、しっかり湿らせる(強い水流で洗わないようにします)
- 湿らせたブロックを、トレーや容器に並べる。すき間なく並べると安定します
- ブロック中央のくぼみに、種を1〜数粒まく。1粒ずつ、やさしく置くくらいで大丈夫です
- 発芽するまでは乾かさない。表面が乾いたら霧吹きで水分を補います
- トレーの底に水をためすぎない。たまりすぎると根腐れの原因になります
- 発芽したら、しっかり光に当てる。日当たりのいい窓辺か、植物育成ライトを使います
🌱 ここは気にしなくて大丈夫
- ブロックの大きさや切り口が多少ふぞろいでも、発芽には影響しません
- 最初の数日は、芽が出ないものがあっても焦らなくて大丈夫です(発芽率は100%ではありません)
- 水やりの時間は毎日同じでなくても大丈夫。表面の乾き具合を見て決めればOKです
発芽して根がしっかり伸びてきたら、ロックウールブロックごとペットボトルの口に乗せ替えます。ブロックの大きさがペットボトルの口に合わない場合は、スポンジで根元を挟む方法でも代用できます。
実際にロックウールブロックで種まきしてみました
ここからは私自身の体験です。10月にロックウールブロックと微粉ハイポネックスを買って、レタスの種をまいてみました(※正確な品種は確認中です。間違っていたら後で直します)。

水に浸したロックウールブロックをトレーに並べて、くぼみに種を置いただけですが、思ったより簡単でした。数日で小さな芽が出てきたときは、やっぱり嬉しかったです。
このあと、ペットボトルに植え替えて育てていく予定です。育った様子は、またこの記事に追記していきます。
ペットボトル水耕栽培に向いている野菜
向き・不向きがあるので、選ぶときの参考にしてください。
野菜 | 向き・不向き |
|---|---|
大葉・バジル | ◎ コンパクトに育ち、収穫も長く楽しめる。初心者におすすめ |
レタス・ベビーリーフ | ◎ 外側の葉から少しずつ収穫できる。根も浅く容器に合う |
ネギ・三つ葉 | ○ 再生栽培もしやすく、キッチンに置きやすい |
ミニトマト・いちご | △ 育てている例は多いが、株が大きくなるので途中でプランターなど別容器に移す前提で |
特に大葉は、検索してみても「ペットボトルで育てた」という声が多く、家庭菜園の入り口としても定番の野菜です。好みの薬味がいつでも摘めるのは、ちょっとした楽しみになります。

よくある質問
Q. ペットボトルで水耕栽培するデメリットは?
A. 容量が小さいぶん水や肥料の減りが早いこと、大きく育つ野菜には向かないことです。こまめに水位を見てあげれば、小さな葉物やハーブ類には十分使えます。
Q. 500mlのペットボトルでも使えますか?
A. 使えます。ただし水がすぐ減るので、2Lなど少し大きめのほうが水やりの手間は減らせます。
Q. 液体肥料はダイソーなど100均のものでもいい?
A. 100均の観葉植物用でも代用はできますが、野菜用・水耕栽培用と書かれたものを選んだほうが、濃度の目安が書いてあって失敗しにくいです。
Q. ロックウールブロックがなければ始められない?
A. いいえ。台所用のスポンジを小さく切って種を挟む方法でも代用できます。ロックウールブロックは発芽率が安定しやすいので、まとめて種まきしたいときに向いています。
まとめ

ペットボトルを使った水耕栽培は、庭やベランダがなくても、今日からでも始められる方法です。
- 容器はペットボトルを切るだけでOK
- 種まきはロックウールブロック(なければスポンジでも代用可)
- 向いているのは大葉・バジル・レタスなど、コンパクトに育つ野菜
- デメリットも理解したうえで、こまめに水を見てあげる
私自身もまだ始めたばかりなので、育った様子はまた追記していきます。まずは気軽に、キッチンの隅から試してみてください。
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