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なぜこの中古絵本が、売れるってわかるの?
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どの中古絵本を仕入れれば、確実に利益が出るのかしら?
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あらあら…中古絵本販売で壁に当たっていますか?
- 旅するのん
元・保育教諭、現・フリーランス業。絵本好きが高じて、自分で選んだ絵本を販売しています。(取引件数1万件越え)。文章が好きで、ブログ運営やライティングの仕事もしています。詳細はこちらから
私も、中古絵本販売を始めた当初は、
と、いつも半信半疑でいました。
最初は売り方もよく分からずに、怒られたりもしました。
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売れてもぜんぜん利益もありません。高過ぎると売れないし、安くしたらすぐに売れてはくれるけど利益がない。売れても売れなくても仕入れはするので、資金は焦げつくばかりです。
そんな私でしたが、今では「どうやったら売れるか?」が分かるようになりました。
答えは簡単で、相場が分かれば良いだけです。その商品の本当の値段、価値です。
この記事では、「中古絵本を売るには?」について紹介します。ぜひご覧になって、ご自身の絵本販売に自信をつけてください。
1.「なぜ売れるとわかる?」中古絵本販売で失敗しない仕入れと売り方
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- 「仕入れたものの、売れてくれない…」
- 「どんな絵本を選べば、利益って出るの?」
- 「値段のつけ方、販売のタイミングは合ってるのかな?」
「これは売れる!」と思って仕入れてもなかなか売れてくれない、売れても「利益がない!」なんてことありますね。
実は、どんな中古絵本でも「売るため」の明確な基準があります。
新商品だと予想はつきませんが、中古絵本だと「販売履歴」を見ることで、推測がつきます。
2. そもそも、どんな絵本が「確実に売れる」のか?
絵本の中には、必ず売れる「人気の絵本」があります。この「人気絵本」、実は販売目的とする人としては、利益にならないことが多いので、落とし穴です。
なぜなら、「人気絵本」はベストセラーであり、すでに市場には多数の冊数があるからです。
そのため、中古価格としては値段が上がりません。
中古絵本の価格は、「売る人」と「買いたい人」が互いに競り合うようにして常に変動しています。
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買う人に対して、売る人が多いと値段はどんどんと下がっていきます。供給過多なのです。
一方で、買いたい人が多くて売る人が少なければ、値段はどんどんと上がっていきます。品薄なので価格が上がります。
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中古市場は、すべてこの原理で動いています。
中古絵本を販売するなら
売る人 < 買う人
この図式を頭に入れておきましょう。
これは、どの市場でも同じです。
ちなみに…
売る人 > 買う人
この場合、値段はどんどん下がっていくので注意が必要ですが、だからと言って仕入れてはいけないということではありません。売るコツはあります。
仕入れ値が安ければ、利益の出る可能性はあるのです。
- 売れる絵本かどうか?を見極めるポイント
- Amazonやメルカリの販売価格(売切価格)を見て相場をチェックする
- 「売れた実績がある絵本」かどうか(「売り切れ」履歴やランキング、レビュー)を見る
仕入れはしやすいが、高くで売れない絵本
買いたい人が多く、売る人も多い絵本
- ロングセラー(例:『はらぺこあおむし』『ぐりとぐら』など)
- 教育・知育系(例:七田式、くもんの絵本)
- キャラクター絵本(例:ディズニー、アンパンマン)
詳しく知りたい人はこちら
3. 価格相場と「売れる値段」の決め方
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みなさんが悩むのは、
・この商品はいくらで売れるのだろう?
・なんで売れるのだろう?
・利益はどれくらい出るの?
ということでしょう。
「仕入れ価格」に対していくらで売るのか? 目安を知る
1、目の前にある「仕入れ対象の商品」を見ます
2、その商品の相場を調べます
3、利益が出そうなら仕入れます
4、利益が出るか?は、売れる値段(相場)から必要経費(仕入れ代金、送料、手数料など)を引いて、残りがあるなら利益は出ます。
5、この商品が売れるのか?の判断は、過去の販売履歴を見ると分かります。ただし、現在売れ残っている商品があれば、現在の出品価格では売れません。ただし、状態が悪くて売れていないこともあるのでリサーチは大事です。
6、売れ残っている理由は…
- 値段が高い
- 状態が悪い
- 需要がない(今は必要ない)
- 商品の説明が不足している
- 出品者の評価が悪い
- ジャンル違いの出品(「絵本」なのに「食品」のカテゴリで出品しているなど)
- 検索に引っ掛かっていない(タイトル間違い、検索キーワードが合っていない)
このいずれかの可能性が高いです。
定価と中古価格の関係(定価より高く売れる本とは?)
中古絵本は、定価より高く売れることもあります。中古絵本に限らず、新品だったにしても、定価売りでも売ることはできます。
なぜなら、価格は常に需要と供給で決まるからです。
欲しい人に対して、商品が不足していれば値段は上がります。
「売れるまでの期間」を考慮する(すぐ売れる本 vs 時間がかかる本)
中古絵本の販売をしていて、資金繰りは大事です。利益を考えなければそこそこ絵本は売れていきます。
一番問題なのは、利益が出ないままに販売を続けることです。
売れる期間を想定することも大事になってきます。
中古の希少絵本だと、数万円するものもあります。それが、もし5千円で買えるとしたらあなたは買いますか?
数万円もする絵本は、すぐすぐ売れるものではありませんが、時間の経過とともに買いたい人が現れます。
過去に、その値段(数万円)でも買った人がいるというのは、その価値を証明しているものです。
5千円で買ったなら、利益は出そうですね。
でも、この売れる期間の資金繰りをどうしますか?
よくある間違い
ここでよくある間違いなのですが、資金繰りが苦しくなって5千円で仕入れた商品を6千円で売ってしまう人がいます。
多分、すぐに売れるでしょう。
でも、利益は?
そうです。さっさと売ってしまえば仕入れた費用は回収できますが、肝心の利益が取れていないのです。
こうなると、せっかくのお宝商品が水の泡です。6千円で買った人は、余裕を持って数万円で売る可能性もあります。
いわゆる「狩り取り」されてしまうことにもなりかねません。
値段の付け方:高く売るべき?安くして回転率を上げるべき?
資金繰りのことは、回転率を考慮する必要があります。いくら高利益でも回転率が悪ければ、利益回収までに1年近く掛かってしまうこともあります。
それまで、手持ちの資金は耐えられそうですか?
潤沢な資金があれば通用しますが、大抵の人は薄利多売の高回転商品で回しています。
薄利多売も良いですが、手間暇も掛かるので、回転率の良いものと、回転率は悪いけれども高利益なものとをバランスよく販売することが大事です。
4. どこで売るのが一番いいの?(プラットフォーム別戦略)
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絵本販売をしていて、メルカリのように写真をたくさん掲載できるプラットホームは売れやすいと感じます。
Amazon販売でも売れなくはありませんが、長所・短所があって、絵本はメルカリで売った方が売れやすい印象です(個人の感想)。
理由は、状態を気にする購入者が多いからだと思います。中古絵本は、破れや汚れ、書き込みがあるものも多く、実際に状態を見たい人が多いのが特徴です。
- Amazon(FBA)
- メリット:販売力が高い、出品を代行してくれる
- デメリット:手数料が高め
- メルカリ・ラクマ
- メリット:初心者でも簡単に稼げる、写真を多用できる
- デメリット:値下げ交渉が多い、トラブルの場合、負担が重い
- ヤフオク・PayPayフリマ
- メリット:プレミア本が高く売れる
- デメリット:安値で落札されることがある
5. 仕入れのコツ:「買っていい本」「買ってはいけない本」
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「安い!」と思って喜んで仕入れると
破れや傷み、書き込みなどがあってガッカリした経験は多数
6年以上、1万件以上も取引していますが、それでもまだまだ見落としがあります。目で見える見落としもですが、付属品や仕掛けなど、出品者が知らないようなことを、販売後に購入者からクレームで受けることもあります。
- 仕入れ前に絶対チェックするべきこと
- カバー・汚れ・書き込みの有無、臭い(タバコ臭)
- 付属品(シールやポスターなど)の確認
初心者が仕入れやすい場所
- フリマ・バザー・リサイクルショップ
- ブックオフ・古本屋
- ネット仕入れ(メルカリ・ヤフオクでの転売)
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「1冊○○円なら確実に利益が出る」仕入れ基準
人によって使える時間が違うので、「いくらの利益なら仕入れるか」の基準を明確にしましょう。
薄利多売でも、出品から発送までのプロセスをスムーズにすることで、負担なくできる人もいます。一方では、ネット上で見つけて高値販売するなどやり方はさまざまなので、自分がどれだけ動けるかを想定して、利益を考えましょう。
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6. タイミングは重要!「売れる時期」を見極める
中古絵本の売り方を説明してきましたが、売るタイミングも大事です。例えば、ハロウィンなどの本は秋頃に売らないと、冬や春、夏などはあまり売れていきません。
話題の絵本もそうです。
メディアで話題に上がった時に価格が急上昇する場合があります。そうした時に、売った方が利益が上がります。売るタイミングを考えるだけで売上があがりますので、意識すると良いでしょう。
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- 「買う人の気持ち」を考えると売れるタイミングがわかる
- 4〜6月:入園・入学シーズン(学習系・知育系が売れる)
- 10〜12月:クリスマスプレゼント需要(人気キャラクター系が売れる)
- 1〜3月:お年玉需要(事前に仕入れて、年初の販売に力をいれる)
絶対に売れる!絵本販売〜まとめ
絵本販売を始めてみようと思っても、何から始めたら良いのか迷われることでしょう。
まずは、仕入れをしてみましょう。
仕入れたい商品から考えていくことが、一番初めにすることです。
その商品を見て、いくらで売れるか想定して、利益が出そうなら仕入れましょう。
そして、売ってみましょう。
売っているうちにいろんなことを学ぶでしょう。
始めはうまくいかないことがほとんどです。
失敗続きで、資金がなくなり諦めそうになることもあるかもしれません。
でも、一度した失敗は次にしなくなるものです。
そうして上手になっていきますので、諦めないで続けてください。
続けていけば、だいたいのことは分かってきますので、安定して収入が取れるようになってきます。
何か分からないことがあれば、お問合せください。