- 中古絵本販売をしてるけど、売り上げが伸びない
- 毎月の支払いが苦しい
- 帳簿をつけることが苦手で苦痛
中古絵本販売をがんばって、仕入れも増やしてたくさん売っているものの、なかなか手元にお金が残っていないと不安を感じているあなた。
実は、お金の流れを把握していないことが、ほとんどの原因です。
- 旅するのん
元・保育教諭、現・フリーランス業。絵本好きが高じて、自分で選んだ絵本を販売しています。（取引件数1万件越え）。文章が好きで、ブログ運営やライティングの仕事もしています。詳細はこちらから
お金の流れを数値化することは、良くも悪くもハッキリと今の経済状況が分かります。
私は、この見たいような、見たくないような、自分自身のビジネスの数字で表したものを直視することが、今後売り上げを伸ばしていく最大の武器だと思っています。
今回は「収入を増やすこと」や「支出を抑えること」とはまた違って、お金を数値化してあげることで見えてくる「お金の増やし方」を紹介します。
具体的な方法は簡単で、支払いに「電子マネー」や「クレジットカード」を活用しお金の流れを「自動化」の帳簿にしてあげることです。
会計にうといあなたのために、ネットで売り上げ管理
クレカ払いは、怖い〜
たしかに、電子マネーは良くても、クレカ払いを躊躇する人って多いですね。
私は、個人事業主になってクラウド型の会計ソフト「マネーフォワードクラウド」を使うようになって、お金の管理ができるようになりました。
「マネーフォワードクラウド」は、金融機関の口座やクレジットカード、電子マネーで支払ったものも紐づけてくれます。即時、自動で帳簿に記帳してくれるので、取引回数が多い、費目が多岐に渡っている、複数の銀行、複数の取引先だったとしても、全部をひとつにまとめて収支計算してくれます。
とっても分かりやすいので、超・おすすめです！
副業や個人事業主で稼いでから必要な毎年の「確定申告」も楽にできます。
自分史上いちばんスムーズに確定申告できた今回の勝因はこれ🦥
— 山越 栞 (@shioriyamakoshi) March 16, 2023
①マネーフォワードMEに出費を自動記録＋マネーフォワードクラウドで請求書作成を通年やってた
②マネーフォワードMEとマネーフォワード確定申告をアプリ連携
③スマホでマイナンバーカード読み込んで提出
毎日の収支管理に追われる販売主の悩み
自分で管理するとなるとかなり負担を感じるお金の流れを、ほぼ自動で管理してくれる「マネーフォワードクラウド」の紹介をします。
併せて、節約術とも言える電子マネーやクレジットカードの活用法を紹介します。
ポイント還元やキャッシュバックなどで手残りも増えていく方法です。ぜひ、参考にしてください。
毎回、帳簿をきちんとつけている方は、この情報は必要ないかもしれません。私は、簿記の資格を持っていますが、帳簿をつけることが苦手でした。
一時期、しっかり記帳していた時期もありました。でも記帳したところでお金が増えるわけでもなく、ただただ目の前に「赤字の数字」が映し出されているのみだったのです。
帳簿しても、それをどうしたらいいのか？、分からなかったせいもあるかもしれません。
帳簿をつける時間が取れない現実
毎月どうしようもない売り上げを前に、仲間にすすめられたのが帳簿をつけることでした。しかし、帳面をつけただけでは、収入が増えるわけもなく、改善していくわけでもありませんでした。
そうなると、記帳も辛くなってきます。
お金の流れを見て、どう改善していけばいいのか？
それを知っていたらまた違った結果があったのかもしれません。
そうこうしているうちに、仕事と子育てと家事とで忙殺され、少しずつまた付けなくなりました。そうすると数字が合わなくなります。
1円でも合わないと信憑性はなくなります。もはや帳簿の意味はなくなっていました。
スマホで簡単に始められるマネーフォワードクラウドとの出会い
帳簿はあきらめ、当座のお金がないので、少しずつ副業に「派遣の仕事」を始めました。
そうなると確定申告をしないといけません（＊副業で20万円以上の収入があれば、確定申告がいります）。
その時、スマホで帳簿ができる「マネーフォワードクラウド」を使うようになりました。
当時は、個人事業主ではなかったので、家計費と事業費を分けるためにも必要だったのです。
仕事じゃない、家計の管理なら「マネーフォワードクラウドME」もあります。
忙しい個人事業主の味方！電子マネーとマネーフォワードの連携活用法
マネーフォワードクラウドの何が便利か？と聞かれたら、支払いが現金以外だと、すべて自動でクラウド上に即時記帳されていくことでした。
例えば、本屋さんの支払いに「PayPay」を使うと、支払った時点で費目とともに金額が記帳がされます。
お店でのお買い物
PayPayや楽天Pay、メルペイでの支払いとポイント還元
マネーフォワードクラウドを使う前までは、現金払いでした。目に見えるお金がの方が安心に思えたのです。
でも、今は後悔しています。
もっと早く、電子マネーを導入すれば良かったと思っています。
というのも、電子マネーの方がサービスや特典が多いのです。そのことをなんとなくは知ってはいたものの、それで無駄使いになるならと思って、ブレーキを掛けていました。
メルカリでもらえたポイント
現金主義だった私の流れが変わったのは、マネーフォワードクラウドを使い始めたからです。
マネーフォワードクラウドを使っても、現金払いだと手入力になります。
それが、電子マネーやクレカ払いなら、自動なのです。
お金の流れは一目で分かります。自動入力なので、ほぼ間違いはありません。たまに「費目違い」でよその項目に入っていることもありますが、収支計算上は間違っていません。
そのような利点から、徐々に電子マネーやクレカ払いをするようになりました。
レシート管理の自動化
レシート管理も、本当に楽です。手元でスクショして保存も良いし、少し溜めといて（レシート）、後から照合しながら登録でも良いです。我が家に一人事務員を雇っているようなものです。
予算の管理と節約のコツ
予算を組むこともできます。
予算内なら「青」、予算オーバーなら「赤」と分かりやすいグラフになっています。
予算からはずれないよう見張ってくれているので、予算を守れてとにかく使いやすいです。
個人事業主じゃなかった副業時代から使い始めました。お金の流れを把握するとたくさんのメリットがあることに気付かされました。
マネーフォワードが便利すぎて、つい毎日資産をチェックしてしまうんですが、
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) July 20, 2024
長期インデックス投資では日々の資産変動はノイズなので確認しても無駄ですね。
無駄だとわかっていてもつい見てしまう。。
とにかく便利！あなたのお金を管理
日常のお出かけでの活用
交通系ICカードの利用履歴の自動取込
現金払いだとどうしても記入漏れが出てしまいます。でも電子マネーと同様に、交通系ICも履歴が見れるので、今はお金の流れが分からないということはほぼありません。
チャージもクレカと連携することで、クレカポイントも貯まります。年間で考えると数万円はプラスになっています。
コンビニでの支払いも一括管理
今は、Apple Watchと連携できるので、財布を持っていなくても、スマホを取り出さなくても支払いができてしまいます。
数年前に比べると、銀行に行く機会も減り、荷物も少なくて身軽になりました。
固定費の管理
固定費の引き落としも、通帳を見なくてマネーフォワードクラウドに記帳されているので確認が取れます。
毎月の支払いを全部スラスラ言えるかは微妙ですが、マネーフォワードクラウドを見ると一目瞭然です。本当に楽です。
とにかく便利！あなたのお金を管理
ネットショッピングの支出管理
Amazon、楽天市場などの利用履歴の連携
Amazonや楽天市場での買い物も、しっかりマネーフォワードクラウドに記録してくれます。そのためか、無駄使いも減ったように思います。
一番便利に思っていることは、資材や消耗品など無くなるタイミングが分かるようになってきました。買い物にも周期があって定期便に変更したことで節約につながっています。
しっかり記帳されていると、お金の動きがハッキリと数字で分かりおもしろくなってきます。
クレジットカード利用の可視化
クレカの利用履歴を把握するのって、苦手じゃありませんか？
クレカの買い物は、やや高額な場合が多く、分割払いやボーナス払いなど併用していることもあるため、頭の中がかなりゴチャゴチャしてきます。
ですが、こちらもマネーフォワードクラウドの帳簿とリンクされているので、何を支払ったのかすぐに分かります。費目の横にメモも添えられるので、忘れないよう詳細を追加することもできます。
苦手だったクレカ払いも、マネーフォワードクラウドがすっきりと記帳してくれています。さらに詳細を知りたい時でも、クレジット会社のアプリを使って、ちゃんと見れる余裕も出てきました。
個人事業主は、たくさんすることがあり、いつも頭の中がパンクしそうです。でもマネーフォワードクラウドはそれを防いでくれているようです。大事なお金の管理をしてくれる強い味方です。
お得な買い物時期の把握方法
事業費の管理に余裕が出てくると、それぞれのお得なキャンペーンに目が行くようになります。
メルカリの買い物は、銀行からチャージしたり、ポイントから払っていましたが、メルカードというクレカを使うと、ポイント還元があります。数%ではありますが、それでも毎回1000ptほどはもらえているので、同じ買い物でも「支払い方法」を変えるだけでお得になるんです。使わないのはもったいないです。
経理 帳簿の可視化、流れを見えるようにしたことでわかったこと
帳簿をつけると支出の無駄が見つかる
カテゴリー別の支出分析
事業費をきちんとつけることで、使っていないツールの支払いやサブスク登録したまんま解約していなかったものなどが見つかり、固定費の見直しなどができます。
これをヒントに、我が家は、NetflixやAmazonのサブスク、音楽配信のサブスク、野球のファンクラブの会費など、今はもう使っていないものの出費が見つかりました。今は解約してその分、節約になりました。
他にも携帯の支払いや、光ネットの支払い金額など、現在は安くなっているサービスも多かったので、乗り換えることで、固定費がずいぶんと安くなりました。
予想外の出費の発見方法
全体的なお金の流れが把握できることで、惰性でズルズルと払っていたものを削るきっかけもできました。
事業費とは違いますが、我が家の場合は、スポーツジムでした。
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費用対効果を考えた時に、メリットが少ないと思うようになりカットしました。家計費も事業費も、定期的な経費の見直しが必要なことを痛感します。
固定費の見直しポイント
あまり削りすぎても楽しみがなくなります。無理せず、ほんの少し支出を削るだけでも、経営や生活は楽になっていきますので、苦しくない程度に削っていってください。
節約のヒント
光熱費の推移確認
マネーフォワードクラウドを使って、お金の流れが分かるようになり、光熱費も見直す良いきっかけになりました。
電気代も水道代も、前月比や前年比もあって、異常に増えていないかの発見にもつながります。水道代が、わずかではありますが、いつもより数千円上がりました。
この物価高なので、高くなったかな？と思いましたが、月ごとに上がっていきます。そこでおかしい！と気づき、調べてもらったら、水漏れが見つかりました。
他にも、電気代も、冬場や夏場に使う電化製品も見直しをすることで、安くなりました。
灯油代が高くなったので、エアコンをメインにし、灯油の購入を減らすことでトータルの額が安くなりました。
対外費用、食費の傾向分析
自分一人で帳簿をつけていた時と比べると、思いもしなかった効果が現れました。
接待費や食費の無駄使いも分かります。食費は健康とも関係しますし、お付き合いもおろそかにはできません。
いろんなことを考え、外食を控えたり、安易なインスタント食品の購入を避けたりなど、心や体にも良いものを、という思考に変わりました。
家庭内での無駄な定期購入の発見
帳簿をつけたことで、我が家の家計簿にも良い影響を与えてくれました。個人事業主は、家計費を守ることも重要です。見直しのきっかけにもなったので紹介します。
将来の計画
教育費の積立管理
貯金は苦手ですが、無理のない金額なら続けることができます。少しずつ積立をし、それが10年も経てば、ある程度まとまった金額になるということが分かると貯金も楽しみになりました。
特別費用の準備
生活をしていると、絶対に持っておいた方が良いお金というのがあります。それは分かっちゃいるもののなかなかに貯められないという人も多いでしょう。
そうであれば、保険をおすすめします。
お金が必要な時、
- 生命に関わる時（入院費用など）
- 交通事故にあった時
- 葬式の費用
など、ある程度予想がつきます。
共済保険であれば、月に2,000円ほどであります。交通事故も車の保険で「弁護士費用特約」を上乗せしたりすることで強い保険になります。葬式代も、葬式に特化した共済があります。
なかなか貯金ができないので、最悪なことを避けるためにも、数千円で守ってくれる保険や共済に加入することで、乗り切っています。
教育費も、奨学金があります。
子供に借金ということになるかもしれませんけれど、利息はわずかです。お子様の将来の道を狭めるより、せっかくなら活用することも一つの選択肢だと思います。
家族旅行の貯金計画
旅行が好きですが、いつも節約旅行です。2泊3日でも手作りの弁当を家族分持って出かけます。
ディズニーランドに行った時くらいは豪華に食べたいのですが、支出を抑えるために事前に少し食べてから入場するなどして、ちょっとした節約を楽しみます。
ディズニーランドへ行くことは出費だけど、家族みんなで共有できる思い出になるので、少し無理して行っています。
こちらの資金は、日々の500円玉貯金から捻出しています。
ネットで売り上げ管理 お金の流れを可視化〜まとめ
今回の記事、いかがでしたか？
長引く不況と物価高。
八方塞がりでどうしようもないと感じる時もありますね。でも、少し視点を変えると突破口が見つかったりします。
まだまだ見直しの余地がある「支出」もあるかもしれません。月に数千円〜数万円の費用が浮くことで、生活が和らぐこともあります。
ここに書いた記事が、少しでもあなたの生活の役立つのであれば幸いです。
旅するのん
