- 絵本カバーが破れてしまった
- たくさんの絵本、置き場に困ってる
- 絵本を開いたら、カビが生えていた
- 売れた絵本、どこに置いたか思い出せない…
「絵本せどり」の収納で、困っていませんか? 絵本せどりをしていると在庫が増えてきます。
常に整理しておかないと、いざ売れた時に見つけることが困難になってきます。
保管の仕方も大事で、出品した時より状態が悪くなっていると「写真とは違う!」というクレームにもなりかねません。仕入れた時の状態のまま、維持することは絵本せどりをやる上で必須事項です。
- 旅するのん
元・保育教諭、現・フリーランス業。絵本好きが高じて、自分で選んだ絵本を販売しています。(取引件数1万件越え)。文章が好きで、ブログ運営やライティングの仕事もしています。詳細はこちらから
今回、私のこれまでの数々の失敗から教訓を得た、絵本の収納・保管の方法を紹介します。
絵本の収納のポイントは、3つです。
- 保管場所の確保(スペースの問題)
- 適切な保管(保管方法)
- 在庫管理のしやすさ(在庫管理)
これを読むことで、保管場所の確保ができ、商品が売れても慌てずにスムーズな発送に取り掛かれます。仕事の効率化も図れますので、ぜひ読んでください。
絵本せどり 増えていく在庫の保管場所

絵本せどりは、絵本がどんどん増えていきます。単行本やコミックとは違って、絵本の大きさはバラバラです。 保管場所の工夫をしないと、家の中が本で溢れてしまいます。
在庫管理や保管の方法も大事ですが、在庫を置く場所がなければ絵本せどりは難しいです。まずは、保管場所の確保をしましょう。
絵本の保管場所①「空いている部屋」
家のどこかに、空いている部屋や空間はありませんか?
もしもスペースがあれば在庫を置く場所にしましょう。
空き部屋や空きスペースに保管する場合、以下のポイントを考慮することで、効率的に絵本の状態を良好に保てます。
部屋の環境を整える
温度・湿度管理
絵本の保管場所は、湿気や日光に弱いので注意が必要です。
・湿度40~60%
・温度15~25℃
上記の湿度や温度を目安に管理しましょう。除湿機や換気を使って「カビ」や「紙の劣化」を防ぎます。

直射日光を避ける
窓がある場合は、カーテンやブラインドで日光を防ぎます。

日光に当たると、絵本が傷みやすく、焼けてしまいます。
害虫対策
しみやダニが発生しないよう定期的に掃除・換気をしてあげましょう。防虫剤(人体に害のないもの)を使用します。
絵本の保管場所②「クローゼット、押し入れ」
クローゼットや押し入れは収納スペースとして便利ですが、湿気や換気があるため、工夫が必要です。
注意すべきポイント
湿気対策
クローゼットや押し入れは湿気がこもりやすいため、「湿剤(シリカゲル・炭)」と一緒に保管してください。
定期的に扉を開けて換気をしましょう。
すのこを敷いて、空気の流れを作ることで風通しが良くなり絵本の状態を保ちやすいです。
絵本の保管場所③「トランクルーム、貸し倉庫」

トランクルームや貸し倉庫を使うと、自宅のスペースを圧迫せずに大量の絵本を保管できます。
トランクルーム、貸し倉庫、選ぶ側のポイント
空調・湿度管理が最適かどうか
「空調完備」と「湿度管理あり」の倉庫を選ぶのがベストです。
アクセスのしやすさ
頻繁に出入りするなら、自宅から近い場所や24時間受け入れ可能な施設を選びましょう。
重い本を運ぶ場合を考えて、エレベーター完備や台車貸し出しがあると便利です。
セキュリティ面の確認
警備、監視体制のある倉庫を借りましょう。
高価な絵本を保管するなら、万が一・火災保険付きのサービスもあったら良いですね。
絵本の適切な保管方法

絵本の適切な保管は、利益にも関係してきます。損失を最小限に抑えるためにも非常に重要です。絵本は、湿気・温度・光・圧力などの影響を受けやすく、適切に保管しないと劣化します。
ここでは、絵本せどりの在庫絵本の保管方法について詳しく解説します。
絵本を傷つけない保管方法
✅大胆なカバー対策
- ブックカバーやOPP袋で保護する
- 折れやすい部分にキングマステープで補強


✅カビ・湿気対策
- 除湿剤を忘れず、風通しの良い場所で保管
- 定期的に絵本をチェックし、湿気がこもらないようにする
✅日焼け・防塵
- 防塵や日光を避け、棚に布カバーをかける
- 定期的にホコリを払う
- 日焼け防止(日光に気をつけカバーを活用する)
- 汚れ対策(ブックカバー・OPP袋の活用)


✅重ねすぎない&立てて収納
- 本は立てて収納すると型崩れしにくいです。
- 重ねすぎると、下にある絵本に影響が出ます。ご注意ください。

知り合いに、大きな本棚を譲ってもらいました。本棚が大きいと収納力がアップします。


折りたたみのコンテナは、仕入れと収納の両方に使えて便利です。


絵本せどりの「在庫管理」をラクにする方法
絵本せどりを効率良くするために、分かりやすく整理しましょう。どこに何の絵本があるか分からないとく、探すのに時間が掛かります。
整理整頓を心がけ、売れたらすぐに取り出せるよう管理、収納しておきましょう。
収納と整理の方法です。
✅カテゴリー別に整理する
- 大きさ別、種類別、作者別、シリーズ別、年代別など分類して保管する
- おおまかに「対象年齢」や「本の性質(硬い、柔らかい)」など自分で分かるように分けてラベルを貼って在庫管理
✅立てて収納する
背表紙が見えるように立てて収納すると分かりやすく見つけやすいです。折りたたみコンテナでも立てることで背表紙が見えやすいです。

売れた商品置き場を作る
私のやり方です。注文が入ると、売れた商品を見つけて「梱包前の置き場」に置いておきます。絵本は、1日にポツポツと注文が入るので、どれを見つけて、どれが見つけていないのか分からなくなるから売れた商品で、見つけているものは置き場を作って置くようにしています。
✅本棚や収納ケースを活用
本棚は、場所を取るデメリットはありますが、立てて置けるので作業の効率化がはかれます。背表紙で、タイトルがすぐに見つけやすくなるのでメリットは大きいです。
収納スペースをコンパクトにするために、絵本をぎゅーぎゅーに詰める人もいます。これはあまりおすすめしません。なぜならば、取り出す時に外カバーが破れる機会が増えるからです。
外カバーが少しでも破れてしまうと、購入者に事情を伝えてキャンセルするか、お値引きするなど、デメリットになってしまいます。
せっかくの利益が減ってしまいます。
絵本せどり、在庫管理のポイント
仕入れた絵本の在庫は、常に把握をしておきましょう。
プライスターを使うと、仕入れた商品、売れた商品、在庫がデータで分かります。
在庫管理をしっかりしておくことは、経営管理と同じくらい大切です。
売れた商品が見つからない場合、
・無くしてしまったかな。。。
・売り切れてしまったかな。。。
など、在庫管理ができていれば、このように思い悩むことは少なくなります。
売り切れ商品が、なぜまた売れてしまったの?という疑問が残るかもしれません。人間のすることです。同じ商品を2回出品している場合があります。そういう場合に起きる間違いです。
このようなミスを防ぐためにも、定期的な在庫のチェック、棚卸し、帳簿の記入は必須事項です。
回転率を意識した整理整頓
売れていくスピードで、商品を見分け、収納を分ける場合もあります。
・回転率の良い絵本
・回転率の落ちる希少本(高価な本)
この2種類は、収納場所を変えています。
高く売れる絵本は、1冊2万円以上になるものもあります。なくなってしまったら、同じものはもう2度とありません。なにか他に代用を、というわけにもいかないのです。
収納に気を配ることは、絵本せどりをするための成功の秘訣でもあります。
絵本の保管と収納方法3つのポイント〜まとめ〜
今回、絵本せどりの在庫の収納について紹介しました。
収納のポイントは、3つでした。
- 保管場所の確保(スペースの問題)
- 適切な保管(保管方法)
- 在庫管理のしやすさ(在庫管理)
この3つに気をつければ、収納についてはクリアできます。
快適な絵本せどりのためにも、収納と保管整えましょう。本の状態をキープすることは、売上アップにつながるコツです。
作業の流れが止まらないので、ぜひ収納と保管、在庫管理は忘れずに。