毎日、忙しい日々があっという間に過ぎます。主婦は家庭と仕事の両立でなかなか自分の時間が取れません。
「せどり」という言葉に馴染みのない人も多いかと思います。「転売」と言った方が早いし、分かりやすいかもしれません。
- 自己紹介
「旅するのん」です。元保育教諭ですが、両親の介護が始まり退職。在宅できる仕事を模索。現在は、フリーランスで生計を立てています。絵本好きで「メルカリ」販売もしています。月の売上は100万円達成!粗利は常に40%キープ中です。詳細はこちらから
今回は、そのせどりについてお話しします。
記事の内容
① せどりで収入を増やす
② 高回転と低回転 どちらが得か
③ ロングテールで収入が増える
④ 無理をしない。少しずつする
⑤ 楽しむ自分がそうだったから
・まとめ
もくじ
せどりを始めた理由
子どもが生まれてから、保育教諭の仕事をしていた私です。
仕事柄、いろんな家庭を見てきていました。家庭のいち主婦でもある私にとって、24時間365日休みのない子育てと家事はかなり労力を使いました。ただ幸いなことに、近所には姑がいたので、すべて一人で何もかもということはありませんでした。
それでもかなり体力がいりました。
まだ20代だったこともあり、なんとか乗り切って50代を迎えようとしていた辺りのことです。今度は、親のことを考え始めました。
家庭環境の変化から、少しずつ体調も壊していった私です。そこで少しずつ他の仕事も探していて、見つけたのがメルカリです。
思いきって始めたメルカリやAmazonの物販は、やるたびに上手になって自信もついた頃に退職を決意。保育士は、辞めました。
辛いなら思い切って本業を辞める
もしも今何かで悩んでいるのなら、思いきって辞めてみるのも良いのではないかと思います。いろんな試練を乗り越えて「人生なんとでもなるなぁ」と思っているのが今の私です。
とはいえ、今も毎月の支払いや思いがけない大きな出費に「綱渡り」や「ジェットコースター」に乗っているような気分の毎日です。
でも過ぎてしまえば、いつも何とか乗り越えていることが多いです。
何かの「志」を持って進むと、道は開けてくるなぁと思った経験から書きました!m(__)m
①せどりで収入を増やす
さて、どうやってせどりで収入を増やせば良いのか。いろいろと検索している人も多いでしょう。
今はそのノウハウはYouTubeなどに流れていて、以前よりかはやり方は分かりやすいかと思います。それでもなかなか難しい…と思う人も多いでしょう。
そこでこの3年間、ほぼ毎日せどりに携わってきた私の収入の増やし方です。安く仕入れて高く売る
安く仕入れて高く売る
転売やせどりは、安く仕入れて高く売る。というのが基本です。その基本をもとに、回転率というのがあります。
資金が十分にある人はそこまで気にしなくて良い回転率ですが、この回転率についての考え方はさまざまだなと思います。せどりを始めた頃の私は「高回転重視」派でした。でも慣れてきた今は、高回転、低回転、どちらでも良い。と感じています。
回転率はそこまで重要ではない⁉
それはなぜかというと、どっちにもメリット・デメリットがあるからです。結論として、相場をしっかりと把握し、「利益」という旨味を最大に享受する、というのが最大の利益の掴み方だと思っています。
私は、「本」を中心にした本せどりをしています。
本せどりは、希少本とかになると110円のものが2万円で売れるということもあります。
こうした高利益は、せどりに慣れていない場合だと、安直に1,000円とかで手早く売ってルンルン気分になる人がいます。利益の取り損いです。
これは、本当にもったいないです。
せどりを3年やってきて、ここのポイントがせどりの成功の秘訣なのかなと思っています。
せどりをあきらめてしまう人は、面倒くさくなる人がいちばん多いと思います。
せどりは面倒くさいです。仕入れ後出品し、少し放置しておくとしっかり売れていきます。
ちょっと時間を置いておくことで、利益の取り分が増すので、あまりそうあくせくして売らなくても良いと思います。
私の愛用のツールの紹介
そういう「利益率」の最大のことを考えてくれているツールが2つあります。私はこの2つのツールを長年愛用しています。この2つに絞り込むまでには、いろんなツールを試してきました。
結果、下記の2つに落ち着きました。あとひとつプラスで以前に使って重宝していたものも「推奨」で掲載しています。
・プライスター
・「せど楽」チェッカー
推奨
・せどりすとプレミアム
会社の信用度もありますし、ツールを作ったらそれでおしまいというのではなく、日々改善をしている姿勢も高く評価しています。
プライスター
せどりをするなら、Amazon出品もグッド!
「プライスター」があると、Amazon出品も楽々です。
価格改定ツールです。中古品の相場というのは日頃から変動しています。
その変動に合わせて、価格を自動で変更してくれます。
相場を見極める「せど楽」チェッカー
長年愛用している「せど楽」。他ツールにない強い機能があります。
リサーチ時、「Keepa」という価格の変動のグラフを初心者だと理解や分析できないものでも、「せど楽」だと一目で売れた実績(販売履歴)が分かり、相場を掴むことができます。
私はこのツールの「販売履歴」が分かりやすくて、せどり時間も短くて済むのでとても重宝しています。
月3,000円という利用料も、このツールならすぐに元は取れてしまいます。
「せど楽」チェッカーだけで十分仕入れはできますし、この判断を間違わないおかげで、売り急ぐことがありません。
本当に優れたツールだと思います。
せどりすとプレミアム
「せどりすとプレミアム」も、上記の2ツール同様に使いやすく、本せどりに限定せず、あらゆるカテゴリのAmazon出品に対応しています。
ゲーム機や楽器、日用品など、Amazonで売られているものなら、たいていの相場が分かります。
いくらで仕入れて、いくらの利益が出るのかも計算してくれるので、扱うジャンルが多い人や本以外のせどりをする人には向いていると思います。
②高回転と低回転、どちらが得か
「高回転」と「低回転」とどちらが得か?についてです。回転率とは、売り手と買い手のバランスにより売れる速度のことです。
ここで、分かりやすく「A」という商品について述べます。
例えば、Amazonで「A」を出品するとします。
購入する人が少なく、販売している個数が多いのであれば、回転率は落ちます(低回転)
これは、購入者する人に対して、販売する個数が多いためです。
しかし、価格をいちばん安く出品することで早く売れていきます(*)。
その分、利益率は下がります。
(*回転率も、この場合だと高回転と言えなくもありません)
低回転 購入者(少)<販売個数(多)
低回転 購入者(少)=販売個数(少)
今度は「A」の販売個数が少なくて、購入者も少ない場合です。売れる間隔はゆっくりになります。
高回転 購入者(多)=販売個数(多)
こちら「A」の販売個数は多くて、購入者も多いのであれば高回転になります。
ピンポイントで見ると判断しづらいので、しばらく日を追って見ているうちに販売個数が増える場合は、供給過多なので、売れ残りが増えます。
その反対で、たくさん出品してもどんどん売れるのであれば、今後価格は上がっていく傾向になります。
高回転 購入者(多)<販売個数(少)
「A」の購入者が多く、販売個数が少ないのであれば高回転傾向になります。価格も上がりがちです。しかし、販売個数がどこかで追加され、増えると下落し始めることがあります。
このように価格は、需要と供給で決まっていきます。社会のニュースなどにより、それまで売れていなかったものもトレンドとして、一気に売れ始めることが多々あります。
損か?得か?
ここでいちばん問題なのが、本当は「A」がとんでもなく価値があるものだとしても、その価値が分からない人は、安くで早くに売ってしまいます。
その反対に、価値の分かる人は購入者が現れるまで待つ余裕を持っています。
高値で置いておいていても、下がることを待ってる購入者もいます。相場を見誤ってさえいなければ、自分の想定した価格で売れていきます。
こうした動きは、結果的に「低回転」といわれるものです。ただ安く出品することですぐに売れてしまう「高回転」にもなりえます。
③ロングテールで収入が増える
長い期間を掛けて、ちょうど良い相場の価格で売る。このような売り方を「ロングテール」と言います。
この売り方をうまく使っていくと、あまりあくせくしなくとも収入は維持されて行きます。専業せどりだと、このような悠長なことは言ってられないかもしれません。
ですが、それでも高回転にして利益が薄くなるより、待つことで利益が増えるなら、しばらく置いておく方法も一理あるのではないかなと思います。
④無理をしない。少しずつする
私の場合、日々の家事に加え親の介護があります。なかなか時間のないなかで、どういうやり方がいちばん良いのかと思っていました。
けれど考えている時間が、「せどりの売り方」を教えてくれました。
忙しすぎて、マメに価格改定できないので、なかば放置していましたが、ツール(「プライスター」)がちゃんと見守ってくれていて、価格変動してくれたおかげで、高利益で売れていきました。
他にも注意点はありますが、ちょっとチェックするだけで自分の仕入れの見立てと、売れる金額はそこまで大きな誤差もなく売れていきます。
⑤楽しむ!自分がそうだったから
このように売れていく先々のことまでの見通しが立つと、せどりも楽しくなります。肩の力が抜けて、時が経てば売れていくということが分かってくるので焦りません。
経験を積むことで分かっていくことですが、始めたばかりだと資金にも余裕がなくどうしても早めに回収したくなります。
いつまでも続けると、回収のために自分がやる仕事(「仕入れ→出品→発送」)に対しての対価の低さに繋がるので、やっていくうちに疑問を感じ始めるでしょう。
こうしたいろんなことがちゃんとわかっていき、継続していればなかなかに良い収入源になっていくのです。
資材も使いやすいのを事前に準備
資材もまとめて買うことで安くなったり、便利になって仕事の段取りが楽になる場合も多いです。ぜひ、資材のまとめ買いも検討してみてくださいね。
段ボールや、梱包資材はこちらの「ダンボールワン」で購入しています。
こちらは、段ボールの高さが調整できます。とても使い勝手が良いです。
まとめ
今回は、せどりについて書きました。こうして書いてみると、ある程度の収入を得るためには多少の投資も必要だと感じます。月に3万円ほどの収入ならば「メルカリ」などでのフリマアプリで調べると相場も分かるので、それで十分です。
しかし、月に10万円以上となるとやはり「ツール」や「道具」をうまく使った方が時間も収入に対しても、ダンゼン得になります。
今回は、私が実際に使っていて良いと思っているものを紹介しています。事実、愛用者も多いものばかりです。ぜひみなさん参考にしてみてください。
私は、メルカリやAmazon販売の「本せどり」をしています。