毎日、忙しい日々があっという間に過ぎていきます。
主婦は家庭と仕事の両立でなかなか自分の時間が取れません。
そのような中、子育てや介護になるとますます自由時間など無いに等しいです。
全人類みな「1日は24時間」と決まっています。
そうした限られた時間をどのように使っていくか。
- 少しだけ、自己紹介
「のん」の紹介
元・保育教諭の主婦です。
子育てと仕事との両立を考えた時に「副業」を始めました。
子供が大きくなった頃、親の介護が始まりました。
仕事を辞めて、本気で始めたのがこの「ブログ」と「メルカリ」です。
詳細はこちらから
![メルカリ主婦](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/23847838.jpg)
今回は
せどりを始めた理由
①せどりで収入を増やす
②高回転と低回転 どちらが得か
③ロングテールで収入が増える
④無理をしない。少しずつする
⑤楽しむ自分がそうだったから
・まとめ
について、書いています。
それでは本編に入ります…
もくじ
せどりを始めた理由
子どもが生まれてから、保育教諭の仕事をしていた私です。
![保育士の仕事を通して](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/4329336_s.jpg)
仕事柄、いろんな家庭を見てきていました。
家庭のいち主婦でもある私にとって、24時間365日休みのない子育てと家事はかなり労力を使いました。
しかし幸いなことに近所には姑がいたので、すべて一人で何もかもということではありませんでした。
それでもかなり体力がいりました。
まだ20代だったこともあり、なんとか乗り切って50代を迎えようとしていた辺りのことです。
今度は、それぞれの親のことを考え始めました。
歳を重ねるごとに増える通院のお供や、急な体調の悪化など、保育教諭という立場から、なかなかそうした緊急の状況に対応できることが、年々難しくなっていました。
![親や姑の介護や通院への付き添い](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/27160253_s.jpg)
そういうどうしようもできない家庭の環境から少しずつ体調も壊していった私です。
そこで少しずつ他の仕事も探していて、自分の状況でもできる収入源としてメルカリを候補に入れていました。
そうして始めたメルカリやAmazonの物販も、やるたびに上手になって自信もついた頃に退職を決意し、辞めました。
辛いなら思い切って本業を辞める
あなたがもしも今何かで悩んでいるのなら、思い切って辞めてみるのも良いのではないかと思います。
いろんな試練を乗り越えて「人生なんとでもなるなぁ」と思っているのが今の私です。
とはいっても、今現在も毎月の支払いや思いがけない大きな出費に「綱渡り」や「ジェットコースター」に乗っているような気分の毎日です。
でも過ぎてしまえば、いつも何とか乗り越えていることが多いです。
何かの「志」を持って進むと、困難はあるものの人生の道は開けてくるなぁと思った経験から書きました!m(__)m
①せどりで収入を増やす
さて、どうやってせどりで収入を増やせば良いのか。
いろいろと検索している人も多いでしょう。
今はそのノウハウはYouTubeなどに流れていて、以前よりかはやり方は分かりやすいかと思います。
それでもなかなか難しい…と思う人も多いでしょう。
そこでこの3年間、ほぼ毎日せどりに携わってきた私の収入の増やし方です。
安く仕入れて高く売る
転売やせどりは、安く仕入れて高く売る。というのが基本です。
その基本をもとに、回転率というのがあります。
資金が潤沢にある人はそこまで気にしなくて良い回転率ですが、この回転率についての考え方はさまざまだなと思います。
せどりを始めた頃の私は「高回転重視」派でした。
でも慣れてきた今は、高回転、低回転、どちらでも良い。と感じています。
回転率はそこまで重要ではない⁉
それはなぜかというと、どっちにもメリット・デメリットがあるからです。
そして結論としては、相場をしっかりと把握して、「利益」という旨味のところを最大に享受する、というのが最大の成功の秘訣だと思っています。
私の場合、本せどりといって「本」を中心にして販売しています。
その本についてですけれど、希少本とかになると110円のものが2万円で売れるということもあります。
こういう高利益の場合、せどりに慣れていない場合だと、利益を取り損なって安直に1,000円とかで手早く売ってルンルン気分になる人がいます。
![せどりの安売りもったいない](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/24295296-933x700.jpg)
これは、本当にもったいない話しです。
せどりを「石の上にも三年」やってきて、このポイントがせどりの成功の秘訣なのかなと思っています。
せどりを早くにあきらめてしまう人は、面倒くさくなる人がいちばん多いと思います。
せどりは面倒くさいと思ってもらって良いと思います。
少し放置して、しばらく自分の見極めた相場で置いておくとしっかり売れていきます。
ちょっと時間を掛けて置いておくことで利益の取り分が増すのであれば、私はあまりそうあくせくして売らなくても良いと思っています。
でも最初の頃は、その感覚が分からないので半年も過ぎればシビレを切らして値段を下げて売ってしまう人がほとんどです。
ここが運命の分かれ道です。
相場を見誤らなければ、ちゃんとその値段で売れていきます。
売れないのは、今その値段で売る人と買う人とがマッチしていないだけです。
私の愛用のツールの紹介
そういう「利益率」の最大のことを考えてくれているツールが2つあります。
私はこの2つのツールを長年愛用しています。
この2つに絞り込むまでには、いろんなツールを試してきました。
結果、この2つに落ち着いています。
あとひとつは、本せどらーなので今は使っていないのですが、以前に使って重宝していたものも「推奨」で掲載しています。
愛用
・プライスター
・「せど楽」チェッカー
推奨
・せどりすとプレミアム
会社の信用度もありますし、ツールを作ったらそれでおしまいというのではなく、日々改善をしている姿勢も高く評価しています。
プライスター
価格改定ツールです。
中古品の相場というのは日頃から変動しています。
![株価変動せどり](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/27953799_s.jpg)
株価をイメージしてもらうと分かりやすいのですが「大谷翔平」という株があったとしたら、その価値は日々動いています。
子ども時代の「大谷翔平」、学生の頃の「大谷翔平」、メジャーリーグに行った時の「大谷翔平」…など、その価値は社会の動きとも連動して動いています。
著名人や有名人も売れている時は爆上がりの価値も、不祥事を起こせば価値は下がります。
それでもまた再ブレークすれば価値は上がります。
そのような形で「転売」や「せどり」は成り立っています。
その価格の変動に、毎日一つ一つ調べている時間はないので、そのツールを使って見守ってくれているのが「プライスター」です。
有名人が愛用して、そのことがテレビで取り上げたりすると、その愛用品の価格が一気に上がることがあります。
そうした時に、このツールは自動で価格を追従し上げていきます。
(*下がる場合は、赤字ストッパーで止めてくれます)
追従してくれるので、その分利益が多く取れる点が良いところです。
他にも、このツールはリサーチに使える便利な機能や、楽に出品できる機能も備わっています。
また「プライスターショップ」ではせどりに使う消耗品など周辺アイテムがお安く買えるメリットがあります(ツール利用者限定)。
他にも交流会など、SNSの「X」上でユーザーと盛んな交流があり、サポート体制も整っているところはフレンドリーです。
私は、気に入って使っています。
相場を見極める「せど楽」チェッカー
このツールも長年愛用しています。
この「せど楽」には他ツールにない強い機能があります。
「Keepa」という価格の変動のグラフを初心者だと分析できないものでも、一目で売れた実績(販売履歴)を確認することができ、相場を掴むことができます。
私はこの「販売履歴」が分かりやすく、自分のせどり時間も短くて済むのでとても重宝し愛用しています。
月3,000円という利用料も、このツールがあればすぐに元は取れてしまいます。
他にもいろいろと別に商品があるようですけれど、私にはこの「せど楽」だけで十分です。スタッフの方もみなさん親切で分かりやすく説明してくれます。電話にもすぐに出てくれますし。
この「せど楽」チェッカーで十分仕入れはできますし、この「判断」が間違わないおかげで売り急ぐこともありません。
本当に優れているツールだと思います。
せどりすとプレミアム
「せどりすとプレミアム」も、上記の2ツール同様に使いやすく、私のような本せどりに限らず、あらゆるAmazon出品物に対応しています。
例えば、ゲーム機や楽器、日用品など、Amazonで売られているものならたいていのものの相場が分かります。
いくらで仕入れて、いくらの利益が出るのかも計算してくれますので、扱うジャンルが多い人や本以外のせどらーさんには向いていると思います。
(もちろん本せどりにも使えます)
![あじさいの花](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/rinmon625-9601_TP_V4.jpg)
②高回転と低回転、どちらが得か
話しは戻りますが「高回転」と「低回転」とどちらが得か?についてです。
回転率とは、売り手と買い手のバランスにより売れる速度のことです。
ここで分かりやすく「A」という商品について述べます。
![メルカリ回転率は大事](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2024/02/24797892-1-933x700.jpg)
例えば、Amazonで「A」を出品するとします(下記、多い少ないについては平均値に対してです)。
低回転 購入者(少)<販売個数(多)
「A」の場合、購入者が少なく販売個数が多いのであれば、回転率は落ちます(低回転)
これは、購入者に対して、販売個数が多いためです。
しかし、価格をいちばん安く出品することで早く売れていきます(*)。
その分利益率が下がります。
(*回転率も、この場合だと高回転と言えなくもありません)
低回転 購入者(少)=販売個数(少)
今度は「A」の販売個数が少なくて、購入者も少ない場合です。売れる間隔はゆっくりになります。
高回転 購入者(多)=販売個数(多)
こちら「A」の販売個数は多くて、購入者も多いのであれば高回転になります。
ピンポイントで見ると判断しづらいので、しばらく日を追って見ているうちに販売個数が増える場合は、供給過多なので、売れ残りが増えます。
その反対で、たくさん出品してもどんどん売れるのであれば、今後価格は上がっていく傾向になります。
高回転 購入者(多)<販売個数(少)
「A」の購入者が多く、販売個数が少ないのであれば高回転傾向になります。
価格も上がりがちです。
しかし、販売個数がどこかで追加され増えると下落し始めることがあります。
このように価格は、需要と供給で決まっていき、社会のニュースなどにより、それまで売れていなかったものもトレンドとして一気に売れ始めることが多々あります。
せどりや転売だけではなく、ビジネス界全般、需要と供給のバランスで価格は決まっていきます。
損か?得か?
ここでいちばん問題なのが、本当は「A」がとんでもなく価値があるものだとしても、その価値が分からない人は安くで早くに売ってしまいます。
その反対に価値の分かる人は購入者が現れるまで待つ余裕を持っています。
高値で置いておいていても、下がることを待ってる購入者もいます。
相場を見誤ってさえいなければ、自分の想定した価格で売れていきます。
こうした動きは結果的に「低回転」といわれるものですが、安く出品することですぐに売れてしまう「高回転」にもなります。
出品者が相場より安く売り過ぎてしまったことで起きてしまっている現象のこともありますので、一番良いのは相場で売ることであり、どれくらいの期間で売れていくかの想像がついているかで、やきもきしなくて済むかと思います。
③ロングテールで収入が増える
このような売り方を「ロングテール」とも呼びます。
この売り方をうまく使っていくと、あまりあくせくしなくとも収入は維持されて行きます。
専業せどりの仕事で取り組んでいる場合、このような悠長なことは言ってられないかもしれません。
ですが、それでも高回転にして利益が薄くなるより、待つことで利益が増えるなら貯金していると思って商品をしばらく置いておく方法も一理あるのではないかなと思います。
④無理をしない。少しずつする
私の場合、日々の家事に加え親3人分の介護のことがあります。
なかなか時間のない現状で、どういうやり方がいちばん良いのかと思っていました。
けれど、そうして「考えている時間」が「せどりの売り方」を教えてくれました。
忙しすぎて、マメに価格改定できないので、なかば放置していましたが、ツール(「プライスター」)がちゃんと見守ってくれていて価格変動してくれるので、良い感じの良い利益で売れていきました。
![のんびり猫](https://kirakunon.com/wp-content/uploads/2023/12/24477232-990x700.jpg)
この経験が、なんだそう急いで売らなくても時が来れば売れていくのだ!ということを知るきっかけになりました。
もちろん、たまには出品した商品の状況はダッシュボードで確認しますよ。
希少本だと思っていたものでも、再販で新品が販売され、中古品の相場の下落などありますので。
他にも注意点はありますが、そうしたことをちょっとチェックするだけで自分の仕入れの見立てと売れる金額はそこまで大きな誤差もなく売れていきます。
⑤楽しむ!自分がそうだったから
このように売れていく先々のことまでの見通しが立つとせどりも楽しくなります。
肩の力が抜けて、時が経てば売れていくということが分かってきますので焦らずにすみます。
こうしたことは、経験を積むことで分かっていくことですが、始めたばかりだと資金にも余裕がなくどうしても早めに回収したくなります。
そのような場合は、少しの利益が出るのならそれはそれで回収しても良いと思います。
けれどいつまでもそうしていると、その回収のために自分がやる仕事(「仕入れ→出品→発送」)に対しての対価に繋がりますので、やっていくうちに疑問を感じ始めることがでてくることでしょう。
せどりですることは奥が深くいろいろとあります。
こうしたいろんなことがちゃんとわかっていき、継続していればなかなかに良い収入源になっていくのです。
資材も使いやすいのを事前に準備
資材もまとめて買うことで安くなったり、便利になって仕事の段取りが楽になる場合も多いです。
ぜひ検討してみてくださいね。
段ボールや、梱包資材はこちらの「ダンボールワン」で購入しています。
こちらは、段ボールの高さが調整できます。とても使い勝手が良いです。
まとめ
今回は、せどりについて書きました。
こうして書いてみると、ある程度の収入を得るためには多少の投資も必要だと感じます。
月に3万円ほどの収入であれば、「メルカリ」などでのフリマアプリで調べると相場など分かってくるので、それで大丈夫です。
しかし…、月に10万円以上となるとやはり「ツール」や「道具」をうまく使った方が「時間」も「収入」に対してもダンゼン得になります。
そのために、私もこれまでたくさんの時間とお金を使ってやりやすい形を構築してきました。
このブログで実力のないようなものを紹介すると、私の信用は落ちてしまいます。
今回は、私が実際に使っていて良いと思っているものを紹介しています。
事実、愛用者も多いものばかりです。
ぜひみなさん参考にされてください。
![](https://kirakunon.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
メルカリやAmazon販売の「本せどり」をしています。
「せどり」という言葉に馴染みのない人も多いかと思います。
「転売」と言った方が早いし、分かりやすいと思うので「転売」とほぼ同義語と思ってもらって大丈夫です。